久しぶりにA王子と
電話で話しますた 爆笑笑いスマホ

ちょーラッキーなことに
ご招待を受けて
ABTのオネーギンを
観てきたんやてー ラブ飛び出すハート




エエなぁぁあああー 笑い笑い
おかんも観たかったわぁーラブキラキラ



この記事でも
ちょっと書いたけど上矢印

A王子は
( 舞台鑑賞 ) 食わず嫌いなとこ
あったからさぁーえーあせる

寝やんと観れたんか
気になったけど(笑)
どうやらすごく良かったらしい グラサン

以下下矢印
A王子の感想文です 
お時間ある方だけどうぞ グラサン





今日はとても良い舞台を観て、
すこし想いや感じた事(自分語り)を
残しておこうと思います。
 完全に自己満足な文章なので
読まなくて大丈夫です😂 
 ABTのオネーギンを観てきました。
 結論から言うと最高でした(小学生並みの感想)

恥ずかしながら、
僕は今日この日まで
オネーギンのストーリーも知りませんでした。

観る前にちょこっと下調べをして、
あまりにも主人公の性格が歪んでて半笑いして、鑑賞に挑みました。 
 僕はバレエダンサーという仕事をしながらも、実はあまり舞台鑑賞をしておらず 
特に、ロミジュリやマノンなど
比較的現代の作品は素晴らしいダンサー達でも
退屈してしまうような残念な性格で😂 
 幼少期は、パドドゥも男性のバリエーションとコーダしか観ないような性格でした。 

 あの時もう少しパドドゥや演技に関心を持てていればプロになってからこんなに苦労することはなかったかもしれません。。。 
 オネーギンは、僕がいままで食わず嫌いで観てこなかった作品の中の一つです😂 
 今の世代の子や、バレエに関心のある人たちはそうではないかもしれませんが 
僕は子供の頃ドンキや海賊など
テクニックがつまった踊りに目を輝かせて
 高い跳躍や驚くような回転に興奮していました。

やがて歳を重ねて、
自分自身がパドドゥや全幕のバレエ、
演技やコンテンポラリーの動きなどを
求められるようになり
それらをやっていく上で少しずつそれらの作品に関心を寄せるようになりました。 

 それでも仕事柄、
舞台鑑賞で解釈にどこか違和感を覚えたり、
観ながらこのダンサーはこういう風に踊るのか。
とか、自分ならこうするな。。。
など、素直に鑑賞を楽しめなくなって
仕事先で自分が出てないところを観たり、
YouTubeやInstagramで観るだけで充分だな~
なんて考えていました。

前置きは長くなりましたが
オネーギンの感想です。 
 まず言いたいのは、
オネーギンええ加減にせぇ。

バレエ作品の男性はどういう訳か
クズ男やアカンタレが多く
真面目に格好いいのは
力ずくでも好きな女を奪い取る
海賊のコンラッドと
次点で棘を切り開き
魔女を打ち倒した眠りの王子くらいで
あとはわりと、どうしようもないです。

オネーギンは今のところ、ワースト3です。
 もう、オネーギンに
感情移入できることはありません。。。 

しかし、James Whitesideさんの演じるオネーギンがとても素晴らしかったです。 
演技をしてると理解していても
嫌悪感を感じれる悪役や性根の腐った役を踊れるダンサーは個人的に大好きです。

タチヤーナの渡した恋文を
嫌みなまでに彼女に押し付け
彼女の前で破り捨てる姿
親友のレンスキーを自分の感情のむくまま決闘してしかも殺めてしまう姿。 
 ストーリーを追うだけでなく、
彼の演じるオネーギンは確かな感情があり
嫌みで感情的な非常に難しい役を
いとも簡単にこなしていました。
 良いところを書き出すとキリはありませんが、
タチヤーナ役を演じたHee Seoさんの感情表現は特に胸をうたれました。

一幕冒頭、文学を愛する彼女は
自身の誕生日でありながらそれに関心もなく
純粋無垢な少女、オネーギンと出会い彼への想いが溢れ夜も眠れず想いを文章にふける様子。
その勇気を出して綴った手紙を
目の前で破かれるときの仕草。

彼女の純粋でまっすぐなのに、
理不尽な仕打ちを受ける様子には観ているこちらが心を痛みました。。。
もうやめとけ。。。
そんな男なにがええんや。。。と。

彼女がオネーギンへの想いを溢れながら
眠った夢のパドドゥ。
驚くほど難しく超絶技巧な振り付けでありながらそれらをただ振り付けを追うだけでなく
溢れる想いや物語、そしてリフトの最中であっても常に演じ続けており。
あまりの演技の素晴らしさに鳥肌がたちました。

ていうか、あんなに長く難しいパドドゥの最後の出前は振付家なかなかですね。。。 
 実はここ最近、人生においてもバレエにおいても自分自身が進んでるのか戻ってるのか
情熱や向かう先などあるのかないのかわからず
凄くぼやけた世界に居てました。
 今回オネーギンをみて、
よりみえるようになった世界。
苦手と思っていた作品でありながら楽しめるようになったこと。
他のダンサー達がとても高い水準で
高度な作品に挑んでいる様子をみて
少し目の前が透き通って、
進むべき道のようなものが
見えたような気がします。
 
自分がやりたくて始めたものが、
いつの間にか義務になっていたり
純粋な楽しさのようなものを
見失っていました。 
 今回の舞台鑑賞で彼らの輝く姿を目の当たりにしてエネルギーや進みたい道が見えました。
 今回感じたこの想いを大切に、日々頑張っていこうと思います。

ここまで読んでる人がもし居るなら、
あなたはすごいです😂 
 現場からは以上です。