遂に、双子弟が一人で家を出て行ってしまいました…。。。

夏辺りから、玄関鍵に興味を持っていて、鍵をいじったり、鍵を開けて庭に出ていくことはあったんです。

光とともに…

でも、脱走のシーンがあったので、いずれはあるのでは…。

と思ってはいました。

なので、近所にある警察署に双子弟の存在は夏辺りに知らせてありました。
警察署には
・自閉症の6歳 男の子
・玄関鍵を開けて出ていってしまう可能性がある
・もし出て行ってしまったら自力で自宅には帰れないと思う
・名前や年齢、どこに行きたいのか、どこから来たのか尋ねられても答えられない
という大まかな特徴を伝えてありました。

その時に、警察署の方からは
・万が一いなくなったら、いなくなった時点で110番に連絡してください。電話で行方不明届を受理します。
と言われていました。




出て行ってしまった状況としては

土曜日の朝、土曜日だしゆっくり起きようと布団でゴロゴロしていました。

7時に小児科のWeb予約が開始なので布団からWeb予約をし、その時、弟は布団の中で一緒にゴロゴロしながら絵本を見ていました。

しかし、飽きたのかリビングに行った弟。
その様子を寝室の布団から見ていました。
多分7:10頃まではリビングからおもちゃで遊ぶ音はしたんです。

でも、その後、やけに静かだな…タブレットを見てる?いや…タブレットの音がしない…。

まさか!と思ったらリビングにいない。
玄関に行ったら靴がない!!

玉木を起こし、玉木と捜索へ。
玄関から道を見ても姿はない。
玉木が一区間先に行ったのを確認し、私は110番。
110番が7時25分。

電話で
・双子の名前、年齢
・服装
・背格好
・いなくなった時間
を聞かれました。

捜索に行くので、お母さんは万が一帰ってきた時のために家にいてください。後ほど、こちらから向かうか電話をします。

と言われ、とりあえず着替えて玄関先で待機。

すると7:33に警察から着信が。

見つかりました。服装は〇〇ですよね?!オレンジ色の靴だから間違いないと思います。今、ちょうど署に着いたのでお迎えに来てください。

と。

その電話の最中、二区画先をパトカーが走っていくのが見えました。それに保護されたのか捜索のパトカーかは分かりませんが。。。

その時点で兄が寝てた為、捜索に出ていた玉木に連絡。
玉木が弟が行きそうなセブンに着いたと言うので、先にセブンと目と鼻の先の警察署に行ってもらいました。

その間に兄を起こし、寝ぼけ眼のパジャマのまま兄を車に乗せ私も警察署へ。

着くと警察の方3人と弟と玉木がいて、聞き取りが始まった所でした。

状況は私の方が把握してるので、聞き取りは私が受け、書類に記入・捺印をしてきました。

その際、いなくなった事が虐待でないかを確かめるためか、双子兄も身体のチェックを受けました。
弟は今後もあるかもしれない脱走に備えて?写真を数枚撮ったようです。

警察の方からは
・衣服に名前を。
→名前が書いてあれば、名前で照合できるから
・補助鍵をつける。
→手の届かない所に補助鍵をつけ、踏み台やホウキを置かない。
→踏み台やホウキで補助鍵を開けてしまう場合もあるので。

と言われました。

とりあえず、今できる対策として楽天でネームシールを注文。

 

 

 こちらのお急ぎ便にし、双子弟の名前と私の携帯番号を印字してもらうようにしました。


補助鍵については後日、鍵屋さんに頼む予定です。


しかし、それまでの補助鍵もどきとして、玉木が謎のストッパーを完成させました。


分かります?

ドアとドアノブの間に木の板とネジで作ったものをはめました。

玉木言わく、
・ドアノブを押せなくすれば、鍵を開けてもドアノブが動かないからドアは開けられない。
・内側(家の中)からこの木板をはめていても、外側からは開けられる。

との事。

確かめてみると
確かに開かない。

ちょっと頼りないけど、補助鍵が付けられるまで、何もないよりかはマシだろうと、これを付けることにします。

今回は、
・脱走に割と早く気づいた
・自宅と警察署が徒歩圏内
・弟が警察署方面に歩いて行った
ためにすぐ見つかったんだと思います。

でも、
・もっと気づくのが遅かったら…。
・逆方向に行ってたら…。
と思うとゾッとします。

改めて障がい児育児の難しさを感じた1日でした。 

その後、弟の様子は
警察署に迎えに行った時はケロッとしていましたが、自宅に帰ってきて暫くしてから泣きだしました。涙を流し、声を出して抱きついて泣いてきました。

もしかしたら弟なりに何か感じたのかも知れません。

でも、話ができない弟は
・なぜ出て行ったのか
・どこに行こうとしたのか
・何で泣いてるか
説明出来ません。

なので、私達も理解できないことが沢山あります。

ただ分かったのは、油断できないとゆうこと。
休日は要注意です。