驚いた! 下のリンクの記事をご覧頂きたく。アメリカのフロリダ州のトヨタディーラーで販売されている『プリウスC』(アクア)の価格でございます。定価は2万839ドル(最廉価グレードなら1万8950ドル。約157万円)。なのになのに! 買うとなると2万7834ドル!
http://green.autoblog.com/2012/03/20/miami-toyota-dealer-tacks-7-000-onto-price-of-prius-c/
アメリカのディーラーに行くと、車両の横に価格を表示した紙が貼ってある。これを「ステッカー」と呼び、ここに表示されている価格を「ステッカープライス」と言う。普通、ディーラーで勝手に設定したオプションやコーティングなどが車両価格の10~20%乗ってます。
アメリカのディーラーって極めて不透明なのだ。売れない時は「キャッシュバック」と呼ばれる値引きをするけれど、人気のあるクルマだと上乗せをしてくる。つまり車両価格より高い値段じゃないと買えないワケ。これらを総称して「プレミアム」などと呼ぶ。
アクアだった。普通、それらしい内容を並べるのに、ここのディーラーは「市場調整価格」だって! 臆面もなく「人気あるから6995ドル上乗せしないと売らない」と書いてあるのだ。こらもうデタラメだ。オートブログの記事もさすがに「酷い!」と主張してます。
逆に考えれば、7千ドル上乗せしても買いたい、という人がいるということである。アメリカもガソリン価格が上昇しており、今や1ガロン4ドルを突破。日本のイメージだと1リッター200円以上に相当するレベル。燃費の良いクルマのニーズは驚くほど大きい。
今後、日本だけでなくアメリカやヨーロッパでも燃費の良いクルマのニーズは急増するだろう(中国やロシアなどはお金持ちがクルマを買っているので日欧米ほど低燃費車は人気にならない)。ECOカーの時代が駆け足でやってきた。
自動車評論家国沢光宏さんの解説です。