自動車評論家国沢光宏さんの解説です。
アクアの価格が週末にディーラーへ通知された。手回しリア窓のベーシックグレード『L』で169万円。159万円のフィットHVと同等の装備内容を持つ『S』が179万円。そして上級グレードの『G』で185万円である。ちなみに初期生産車は全グレードスマートエントリー機能付き。無しは選べないという。
したがって『L』でも約175万円ということになる。ファミリーカーに手回し窓や商用車クオリティのインテリアのグレードを買う人は居ないだろうから、スマートエントリー付き『S』の約185万円がスターティングプライスということになります。2代目プリウスの最終モデル189万円はフル装備だったのに。
マイナーチェンジ前のプリウス『L』は205万円でサイドエアバッグやアルミホイールまで付いていた。実質的に10万円差ということ。まぁプリウスがスマートエントリーを落として12万円値上げしたため、価格差は27万円になりましたけど。買おうと考えていた人からすれば厳しい結果になってしまった。
読者から頂いた情報によれば、メーカーオプションは以下の通り。
ツ―リングパッケージ 11万0250円
LEDヘッドランプ 11万5500円
アドバンストディスプレイ 4万2000円
ビューティーパッケージ 4万3050円
ナビレディパッケージ 4万2000円
オ―ディオパッケージ 4万6200円
スマートエントリー 5万3550円
逆にホットしたのはフィットHV。アクアの登場でシオシオのパーになるかと思いきや、159万円でクルーズコントロールまで付く。キャビンスペースもカンペキに一回り広い。総合評価でイーブンに持ち込める。デミオのスカイアクティブも居場所が出来た。しかもアクアだって十分売れることだろう。
もしかするとトヨタは「このあたりで日本の自動車メーカー全てが一息付けるように」と考えた? だとしたら良いことかもしれません。買う方は大いに迷う。