http://ecocar.asia/article/44255823.html
自動車評論家国沢光宏さんのコラムです。
日本のガソリンは東京都内で150円前後に留まっているけれど、アメリカの相場がジワジワ上昇中。CNNによれば直近の全米平均で1ガロン=3ドル76(1L=85、2円)だという。2008年7月に記録した過去最高値である4ドル11セントに迫るイキオイ。実際、未だに上昇している。
・全米ガソリン価格マップ
上にリンクした表を見ていただければ解る通り、独自のガソリン規制があるカ州は、軒並み4ドル11セント超(1L=93、1円)。カ州の年間平均走行距離は3万km前後。日本の3倍と言われる。93円なら1Lあたり280円というイメージになります。もはや限界という雰囲気だと思う。
だからこそ中古のプリウスの相場は新車と同額。新古車のプリウスになると新車より2千~3千ドルも高い取引価格になっている。日本車にとって素晴らしいビジネスチャンスながら、3月11日の地震でプリウスの生産ラインは停止。現在もフル生産には遠い状況。いずれにしろ燃費良いクルマのニーズは大きい。
日本のガソリン価格が比較的落ち着いているのは、依然として円高だからに他ならない。客観的に日本の物価を評価すると、90円を上回る円高はどう考えても行き過ぎ。参考までに書いておくと、2008年7月は1ドル=108円平均くらいでした。だからこそガソリンも1L=170円前後になった。
逆に現在1ドル=108円となれば、アメリカと同じく2008年の高値を伺う展開になるだろう。その可能性はあるのか? こらもう間違いなく「ある」と考えるべきだ。日本の実力からすれば95~115円あたりが妥当。1ドル=95円になれば、ガソリンは1L=160円を突破することだろう。
これからクルマを乗り換えるなら絶対燃費の良いモデルを選ぶことをすすめておく。環境にもオサイフにもやさしいです。