1983年に開園して以来、高い人気を誇る「東京ディズニーランド」。建設当時はフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートやカリフォルニア州のディズニーランドと同じアトラクションも多かったが、その後ディズニーシーの開園や、新しいアトラクションを積極的に導入するなど、日本国内や近隣諸国からの来場者の好みに合わせて独自の発展を遂げている。

 旅行に関する米国のブログ「TravelPod」では、家族で日本を旅行中の米国人が、東京ディズニーランドを訪れた様子をつづっている。筆者はカリフォルニア州に住んでいるが、クリスマスの時期にディズニーランドを訪れたことはなく、かなり期待が大きかったという。

 グッズやお土産品を販売する店が並ぶ「ワールドバザール」は、屋外に店舗がある形の米国とは異なり、屋根つきだったと記し、またワールドバザールに飾られていた巨大なクリスマスツリーは大変美しく、写真撮影するスポットとしても最適だったと印象を抱いている。

 しかし、クリスマスをテーマにしたパレードについては、少し演出が過剰気味だと感じたようだ。過度に甘い雰囲気を持ち、欧米のクリスマスが、日本独特に解釈・表現されていると記し、米国人の筆者にとっては違和感があったと記している。

 東京ディズニーランドは、米国のディズニーランドと同じアトラクションがあり、筆者たちも色々楽しんだが、中には日本独特の要素が感じられるものもあったとつづっている。

 アナウンスが流れるアトラクションは、音声が日本語であるため、日本のディズニーランドにいると感じたほか、一部のアトラクションは特に日本で人気のある「リロ&スティッチ」のキャラクターが主体になっているなど、独特の展開を遂げているものもあったと説明している。

 また、アトラクションの人気も、日本と米国で異なるものもあったと指摘。例として「トムソーヤ島いかだ」を挙げ、カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドでは、列が途絶えることのない人気アトラクションの一つだが、日本では閑散としていたとつづっている。

 パーク内では、日本らしい雰囲気があるレストランに入って、大変おいしいラーメンを食べたと記している。その後、洋食系のレストランは、どうしても米国での標準の価格を参考にしてしまうためか、値段が高すぎると感じて敬遠したというが、日本独特のものは米国人の筆者にとっては、利用したいと感じたようだ。

 日本人の来場者にとっては「米国らしい」と感じることが多い東京ディズニーランドだが、米国人からは日本らしさが多く見られる内容であり、現在では日米両方の文化が溶け込み、独特の魅力を醸し出していることがうかがえる。

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