米国のブッシュ前大統領が9日発売予定の回顧録で、2001年の米同時テロの容疑者に水を浴びせて自白を迫る「水責め」の尋問を承認したと記述していることが4日、分かった。

 複数の米メディアが回顧録の抜粋を入手し、伝えた。前大統領は「テロの再発防止には必要だ」と水責めを正当化しているという。

 米紙ワシントン・ポストなどによると、前大統領は、米同時テロの主犯格とされる国際テロ組織アル・カーイダ幹部のハリド・シェイク・ムハンマド被告に対する水責めの許可を求められ、「もちろんだ」と答えた。水責めは同被告ら3人に行われ、重要な情報がもたらされたという。水責め以外の「過酷な尋問」は拒否したとしている。

 人権団体などは水責めを拷問として批判し、オバマ大統領は禁止を命じた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101105-00000979-yom-int