■上期は従来予想を大きく上回り黒字転換
急速な円高進行や、主力のITサービス部門が企業の設備投資抑制の影響で回復が鈍いとの見方から、株価は9月以降、低迷が続いている。しかし、急速な円高の進行が止まる中、総合電機セクター内では相対比較で株価の出遅れ感が目立っており、見直しの動きが期待される。
10月27日に発表した上期営業損益は471億円の黒字転換となった。会社計画では350億円が見込まれていたため、従来予想を大きく上回る着地。
ITサービス事業の売上高は国内、海外とも苦戦が続いているものの、スマートフォンの普及に伴う通信量の拡大で光伝送システムが好調に推移。売上高については前年同期比で若干の減収となったが、HDD事業の譲渡や円高に伴う影響であり、実質的には増収を確保している。
通期の業績見通しは据え置きとなったが、不採算部門の切り離しによる構造改革の効果が出てきており、下期についても円高の影響をカバーできる見込み。会社計画は保守的な印象で、今後は円高一服に伴い上方修正期待が高まりやすいだろう。
中長期的には“クラウド関連”の位置付けとして見直し余地は大きい。7月には米マイクロソフト(MS)と提携し、クラウドコンピューティング事業を世界規模で共同展開すると発表。同社が16カ国90カ所に持つデータセンターを共同利用するほか、MSが手掛けるクラウドサービス「ウィンドウズ・アジュール」を提供する方針である。
急速な円高進行や、主力のITサービス部門が企業の設備投資抑制の影響で回復が鈍いとの見方から、株価は9月以降、低迷が続いている。しかし、急速な円高の進行が止まる中、総合電機セクター内では相対比較で株価の出遅れ感が目立っており、見直しの動きが期待される。
10月27日に発表した上期営業損益は471億円の黒字転換となった。会社計画では350億円が見込まれていたため、従来予想を大きく上回る着地。
ITサービス事業の売上高は国内、海外とも苦戦が続いているものの、スマートフォンの普及に伴う通信量の拡大で光伝送システムが好調に推移。売上高については前年同期比で若干の減収となったが、HDD事業の譲渡や円高に伴う影響であり、実質的には増収を確保している。
通期の業績見通しは据え置きとなったが、不採算部門の切り離しによる構造改革の効果が出てきており、下期についても円高の影響をカバーできる見込み。会社計画は保守的な印象で、今後は円高一服に伴い上方修正期待が高まりやすいだろう。
中長期的には“クラウド関連”の位置付けとして見直し余地は大きい。7月には米マイクロソフト(MS)と提携し、クラウドコンピューティング事業を世界規模で共同展開すると発表。同社が16カ国90カ所に持つデータセンターを共同利用するほか、MSが手掛けるクラウドサービス「ウィンドウズ・アジュール」を提供する方針である。