平成の毒婦”こと木嶋佳苗(35)の顔と姿がチラッとさらされると、報道陣から驚きの声が起きた。デブのまんまだったからだ。東京・青梅市の会社員・寺田隆夫さん(当時53)が昨年2月殺害された事件で、送検される佳苗が警察車両に乗る瞬間のことである。

「佳苗の体形は全然変わっていませんよ。最初に埼玉県警に逮捕されたのが昨年9月。もう1年以上になるのに、相変わらず犯行は全面否認。食事は3度よく食べ、よく寝ていますからね。反省とか悔恨というものがないのと違いますか」(捜査事情通)

 自分の置かれた立場を考えれば、食事もノドを通らないはずだが――。こんなずぶとい神経だから、あの容姿で結婚話をエサにして何人もの男から有り金を引き出し、平然と練炭で殺すことができたのだろう。それにしても、今回のケースで驚くのは、殺された寺田さんが、他の被害男性と違って、どこにでもいる典型的な一流サラリーマンだったことだ。

「寺田さんは、立川の公立高校から都立大に進み、昭和54年、大手重電メーカーの富士電機に就職。生産設備の開発に携わってきました。専門誌に論文を発表したり、仕事ぶりは真面目で堅実と知人は口をそろえています。私生活でも近所付き合いを嫌がらず人がよく、20年前に購入した青梅のマンションでは管理組合の理事長を続けていたそうです。殺されたときは子会社に出向中でした」(前出の事情通)

 預貯金1700万円――。標準以上のサラリーマン生活といっていいが、唯一問題があるとすれば、ずっと独身だったこと。で、一昨年8月、結婚紹介サイトに登録したところ、“毒婦”佳苗に目を付けられてしまったわけだ。「結婚相手」の佳苗を姉に引き合わせる前日に始末され、預貯金はすべて引き出され、佳苗の高級車ベンツや料理学校費用に消えていた……。

 寺田さんのようなサラリーマンはどこの職場にもいるだけに、余計に不憫(ふびん)でゾッとしてくる。

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