31日の日越首脳会談で、両国はベトナムでのレアアース(希土類)の開発に関する協力についても合意した。世界生産量の97%を占める中国からの輸入が滞っている日本にとって、調達先の拡大は急務。今後は、環境を汚染しない生産技術の供与や人材育成の協力などで、ベトナムと関係を深める。

 日本は2000年から、ベトナム国営企業と共同で、同国北西部のライチャウ省にあるレアアース鉱床を探査してきた。同鉱床は中国南部の鉱床とつながっているとされ、「潜在力が高い」(経済産業省)とみられている。これまでに、日本の年間需要(3万トン)の約1割を満たす量が採掘できることを確認。双日や豊田通商なども開発に参加している。双日の加瀬豊社長は「中国以外の供給源の確保は日本の商社の仕事だ」として、早ければ12年の生産開始を見込む。

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