自動車評論家国沢光宏さんの記事です。http://allabout.co.jp/gm/gc/324798/
ほとんど市販車と同じスペックを持つレクサスLFAの最終試作モデルに思う存分試乗した。3750万円という日本車史上最も高い価格を付けた量産車の乗り味は天国なのか、それとも「案外普通じゃん」なのか? ちなみに先月試乗したレース仕様車は「けっこうな天国度」でございました。
前置きは後回しにして試乗と行きましょう。ブレーキ踏みながらスタートボタンをプッシュすると、短いクランキングで4.8リッターV10がチカラ強さを感じさせつつも澄んだ音色で回り出す。ブリッピング(空ぶかし)してみたら、それだけで楽しい。すんばらしいエンジン音だ。
Dレンジをセレクトし、まず標準設定のまま一般道を走る感じでテストコースを流す。さすが1480kgという軽い車重に560馬力もあるエンジンを搭載しているため、3000回転も回せばすでに速い! 普通のスポーツモデルの全開走行に近いのだから驚く。これで9000回転まで回したらどうなる?
乗り心地は予想していたよりはるかに質感高い。100万円級のサスペンションを使う競技用のラリー車のようなイメージ。「高価な道具」に共通する「硬さと滑らかさ」のバランスの高さを感じる。少しづつペーアップしていくも、加速感と横Gの強さ、そして減速Gがリニアに上昇するのみ。余裕です。
一旦ピットに戻り、姿勢制御装置『VDIM』と「シフトの速さ」の選択を行う。ゲームと同じく「より楽しみたい」と思うなら、走り出す前に車両の設定を行うべし。今回は姿勢制御装置は車両限界の高さを引き出せる『スポーツ』と、7段階から選べるシフトの速さを、開発チーム推奨の『5』を選ぶ。
Dレンジをセレクトし、まず標準設定のまま一般道を走る感じでテストコースを流す。さすが1480kgという軽い車重に560馬力もあるエンジンを搭載しているため、3000回転も回せばすでに速い! 普通のスポーツモデルの全開走行に近いのだから驚く。これで9000回転まで回したらどうなる?
乗り心地は予想していたよりはるかに質感高い。100万円級のサスペンションを使う競技用のラリー車のようなイメージ。「高価な道具」に共通する「硬さと滑らかさ」のバランスの高さを感じる。少しづつペーアップしていくも、加速感と横Gの強さ、そして減速Gがリニアに上昇するのみ。余裕です。
一旦ピットに戻り、姿勢制御装置『VDIM』と「シフトの速さ」の選択を行う。ゲームと同じく「より楽しみたい」と思うなら、走り出す前に車両の設定を行うべし。今回は姿勢制御装置は車両限界の高さを引き出せる『スポーツ』と、7段階から選べるシフトの速さを、開発チーム推奨の『5』を選ぶ。
ピットアウトし、アクセル全開! するとどうよ! シンプルに速いです! しかも気持ちよい。エンジンルームとマフラー部分の空間を一部室内に貫通させており(鼓膜のような薄い膜で遮断されており空気の出入りは無し)、ここから素晴らしいエンジン音と排気音がダイレクトに室内に入ってくる。
前回試乗したレース仕様車は7500回転でリミッターとなっていたため、これからというところでオシマイだったけれど、今回、回転の制約は無し! 6000回転から少しづつ音色が変化し、9000回転に達するあたりの気持ちよさったら辛抱タマラズ。フェラーリと勝負しても負けてない。
ハンドリングも予想していたよりはるかにレベル高し。前回乗ったレース仕様車は、レース用だからハンドリングいいのかと思っていたら、そんなことありませんでした。基本的に市販車も同じ特性を持つ。ブレーキングしながらコーナーに飛び込んだってバランスを崩すようなことがない。
もちろん限界を引き出すには相当のドライビングテクニックを必要とするけれど、こらもうフェラーリやポルシェと同じ。試作車でコースアウトするのもカッコ悪いので開発ドライバーの飯田選手の隣に乗せて貰い、性能の100%を味わってみた次第。いやいやタイしたもんである。
失礼な表現ながら、トヨタがこんな官能的なクルマを作れるなんて思ってもみなかった。当面500台という生産台数なので3750万円でも利益上がらないだろうけれど、技術や新素材のノウハウを得られるなどモトは取れると思う。LFAを作った人も買った人も乗った人も幸せです。