米マイクロソフト<MSFT.O>が28日発表した第1・四半期(7─9月)決算は51%の増益となり、市場予想を上回った。基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」や業務用ソフト「オフィス」の販売好調に加え、ゲームソフト「ヘイロー」最新版の発売などが寄与した。

 決算発表後、同社株は時間外取引で2.8%上昇している。

 第1・四半期の利益は54億ドル(1株当たり0.62ドル)と、前年同期の36億ドル(同0.40ドル)から増加。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた市場の1株利益予想0.55ドルも上回った。

 売上高は25%増の162億ドルで、これも市場予想の158億ドルを上回った。

 クライン最高財務責任者(CFO)は、アップル<AAPL.O>のタブレット型端末「iPad(アイパッド)」によるウィンドウズ搭載パソコン(PC)の販売へのマイナス影響は見られないとし、「アナリストの多くはタブレット市場について、PCに取って代わるのではなく、PC市場に付加的な役割を果たしているとみている」と述べた。

 また、企業のPC買い替えは続いており、ハイテク支出の回復を支えているとした一方、消費者に関してはそれほど強くないと指摘。「企業の(PC)買い替えについては良好な見通しを持っている。消費者向けは恐らく市場の予想をやや下回ったと思われるが、それでも伸びが見られた」と語った。

 モーニングスターのアナリスト、トアン・トラン氏は「非常に好調な四半期だった」とし、「『ウィンドウズ』は依然として好調で、『オフィス』やサーバー、ツールもすべて好調だ。PC更新のサイクルが続く中、主要3事業がフル回転している」との見方を示した。
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