京都大病院(京都市左京区)で昨年11月、入院中の女性(94)に治療上必要のないインスリンが投与された事件で、傷害罪などに問われた元看護師・木原美穂被告(24)(辞職)に対し、京都地裁は29日、懲役1年6月(求刑・懲役3年)の実刑判決を言い渡した。
笹野明義裁判長は「看護師の立場を利用した悪質で危険な犯行。患者らに対するいら立ちを解消しようという動機は身勝手で、酌量の余地はない」と述べた。
判決によると、木原被告は患者の看護などにストレスを募らせ、容体を悪化させることで発散しようと考えて昨年11月14~16日、入院していた女性にインスリン0・6~5ミリ・リットルを計3回投与。低血糖発作を起こさせるなどし、一時、重体に陥らせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000647-yom-soci