ユーロが弓を描いて天井形成しています。崩れるのは時間の問題でしょう。
なぜそう考えるかといえば市場参加者の関心が今後QE2(追加的量的緩和政策)から実態経済、すなわちGDP成長率へと移ってゆくと思うからです。
これまで投資家は米国と欧州の相対的な金融緩和の大きさに注目してトレード戦略を決めてきました。
具体的には(米国ではもう一段の巨大な量的緩和政策があるけど、欧州では各国政府が緊縮財政を敷いている。だからマネーがタイトな欧州へと投機資金は流れる)という論法に基づいてポジションを取ってきたわけです。
今後のシナリオはどうなるのでしょうか?
11月3日にFOMCが終わってしまえば量的緩和政策の材料は一旦、出尽くしになります。
たぶんFRBは「ミニサイズ」のQE2を発表するでしょう。その場合、なぜQE2が竜頭蛇尾になったのか?の説明を迫られます。
「実体経済はそれほどメタメタじゃないし、インフレの兆候も見え始めているから」
そういう苦しい言い逃れにならざるを得ないと思います。
投資家は新しい切り口を探さざるを得なくなります。その場合、「実体経済はそれほどメタメタじゃない」という認識には新鮮味があると思います。
下はドイツと米国のGDP成長率をグラフ化したものです。
続きは下記にて