東京都港区で09年、耳かきエステ店員の江尻美保さん(当時21歳)ら2人を殺害したとして殺人罪に問われた無職、林貢二(こうじ)被告(42)の裁判員裁判の第2回公判が20日、東京地裁(若園敦雄裁判長)で開かれ、江尻さんの同僚が「江尻さんは被告の応対で困っていた」と証言した。

 この日は江尻さんが働いていた耳かき店の男性店長や女性店員ら4人が証人出廷した。

 店員は、林被告が江尻さんに「僕のことどう思う?」と尋ねていたほか、自分が差し入れた食事を食べないと不機嫌になったり突然泣き出すのを、空間を仕切るすだれ越しに聞いたと証言。江尻さんから「外で待ち伏せされるより店で会うほうが安全。来店禁止にしない方がいいかな」と相談されたという。

 また、被告の長時間指名について江尻さんが「他のお客さんと会えない」と減らすよう頼んだが、被告が応じなかったことも話した。

 一方、弁護側は店長に「7~8時間も予約を入れる被告を異常と感じなかったのか」と尋ね、店長は「長時間予約する人は他にもいる。帰りを待ち伏せされた後は、店員に送らせた」と述べた。

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