(パ・リーグ、楽天2-4日本ハム、最終戦、12勝12敗、24日、Kスタ宮城)楽天・岩隈久志投手(29)が今オフ、ポスティングシステム(入札制度)で大リーグ移籍することが24日、確実になった。岩隈は近い関係者にメジャー挑戦の意思を伝えており、球団も右腕の意向を尊重する方向だ。日本ハム24回戦(Kスタ宮城)で6回7安打4失点で9敗目(10勝)を喫したが、球団は今季最終戦となる29日の西武戦(Kスタ宮城)で仙台のファンへの“惜別登板”プランを用意し、岩隈を送り出す。

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 6回を7安打4失点。負けはしたが、気温12・9度まで冷え込んだ仙台を熱くしようと踏ん張った岩隈に、1万5178人のファンは熱い拍手を送った。

 「粘りきれなかった。腕の振りが最後までよくなかったですね」

 チームはすでに今季最下位が決定。それでも「チームの意地をみせたい」と、序盤から飛ばした。直球はMAX149キロをマーク。六回二死満塁から田中に決勝の中前2点適時打を浴びたが、投球回は今季リーグトップで08年以来の201イニングに到達した。

 みちのくの空から大リーグへ。ポスティングシステムによる今オフのメジャー移籍が確実になった。「今は投球に集中したい」と“雑音”はシャットアウトしているが、近い関係者には移籍の意思を漏らしている。

 球団も岩隈の“決断”を柔軟な構えで待つ。「たった一度しかない野球人生だし、望むなら彼の意思を尊重したい」(球団首脳)。楽天グループの総帥でもある三木谷浩史球団会長も了承する方向だという。

 そして29日のKスタ宮城での西武戦で惜別登板プランも。ソフトバンク、西武の優勝争いが“終結”していることを前提にするが、1、2イニングのリリーフ登板を検討している。世界へ羽ばたく岩隈が、最後の仙台で集大成を披露する。
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