マリーのブログ

年齢を重ねても運動に取り組む人の励みになろうと、還暦の女性が湖南市のスポーツジムでインストラクターを務めている。7年間患ったうつ病が治癒した後、スポーツジムに通うことで元気を得た。「人はいくつになっても変われることを伝えたい」と丁寧に運動法を指導する。
 滋賀県近江八幡市堀上町の今村博美さん(60)。1月から湖南市中央1丁目のスポーツジムで働いている。年齢が高い利用者からは「年齢も近く話しやすい。励みにもなる」と信頼を得ている。
 今村さんは約20年間、日野町の製薬会社の工場で働いたが、2001年1月から山形県東根市の工場に単身赴任した。赴任して数カ月で、人間関係のもつれなどからうつ病になった。部屋から一歩も外に出られない日もあった。病院に通いながら勤務したが病状は改善せず、03年12月に退職し滋賀に戻った。
 自宅で養生するうち病状は回復した。何か新しいことを始めようと、長女(36)が利用するスポーツジムに09年11月から通い始めた。1日30分ずつ運動するうちに、むくみなどが取れて体と心が軽くなっていくのが実感できた。
 12月にスポーツジムがスタッフを募集していることを知って応募。20人の応募者の中では最年長だったが「社会のために働きたい」という今村さんの言葉が担当者の胸に響き、採用が決まった。
 現在は週6日、午前9時から午後6時まで働き、忙しく過ごす。今村さんは「60歳になって、人の役に立てるのがうれしい。体が動く限り、インストラクターとして働きたい」と話し、生き生きとした日常生活を送っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100919-00000006-kyt-l25