短編…。
今更ネタですが。
まぁ、思いついちゃったので。
序章。
この後、ミンホバージョンとウォンキュバージョンに別れます。
短編なのに時間かかると思いますが。
よろしければ読んでやってください。
ええ。
このネタですよ…
事務所主催のイベント。
これだけのメンバーが集まるのは圧巻だ。
ステージももちろんだが、バックステージの熱気も半端じゃない。
控え室の方からざわめく声。
女性スタッフの悲鳴に近いような歓声。笑い声。
何事かと部屋を覗いたユノはその視線の先の人物に視線を止める。
なんだ、それは!
赤いドレスに身をつつんだ美女4人。
美女は美女だが、性別は確か男に分類される4人。
体つきはやっぱり男性だし、先程までは間違いなく普段通りの後輩と相方だった。
あまりの衝撃に瞬きすら忘れて呆然と見ているユノに気付いた美女の一人は取り巻きたちの中からゆったりと彼の元に歩いてくる。
「なんですかぁ?あまりに美人で見惚れましたか?お?」
「…うん」
「は?」
今度は呆然と自分を見上げるユノの肯定にチャンミンの方が目を瞬せる。
「マジか、アンタ…」
チャンミンから思わず溢れた言葉に、ユノは慌て視線を逸らせて俯いた。
ん?
何時もと違う視界にチャンミンは首を傾げる。
あぁ、そうか。
ヒールのせいで普段よりも高い位置からの上に、ユノが俯いてしまったせいて、その表情が全く窺えないのだ。
けれど、その耳がほんのりと紅くなっているのに気づいて唇の端が上がる。
お互いが、お互いに 「くっそ…可愛いな」なんて考えて照れながらフリーズしているのは、駄々漏れのオーラでその場に居る全員にはもちろん伝わっていたが、そこは良くできた(ある意味馴れた)後輩達に先輩方は温く見守ることにした。
いや、寧ろ今声をかけようものなら殺人事件が発生してもおかしくはない。
ここは芸能活動に差し障りがないように、スタッフに任せるしかないのだ。
しかし、そんな心配を他所にチャンミンはギャラリーを見渡してニッコリと微笑む。
「悪いけど、5分」
そう言い残すと「えっ!?ちょっ…チャンミン!?」と驚いて戸惑うユノの手を引いて控え室を出て行った。
「あー…全くチャンミンの奴。ユノヒョンも気の毒と言うかなんというか…。」
ギャラリーは呟いたキュヒョンに同意しつつも「お前も大概にしとけ」と鼻息粗いシウォンにベッタリくっつかれたキュヒョンにも呆れたような視線を送るのだった。