ごみの日と、俺と
今日は燃えないゴミの日だった。
小雨降る中、燃えないゴミを出した。
燃えないゴミの山を見て、ふと思った。
「俺と、このゴミと、どっちの方が価値があるんだろう」
資源ゴミじゃないし、ただの燃えないゴミには何の価値もないだろう。
しかして、俺に何か価値があるんだろうか。
鬱々とした日々をただ過ごし、社会に保護されて生きている。
社会が俺のことを保護する理由は、まぁ俺が社会保険を納めてきたからな訳だが。
が、保護する価値があるか、となると、また別の話のような気がする。
陽気に振舞うことは出来る。
その後に、大きな疲労が来ることも分かっているけど。
両親も、友人も、俺の本当の姿は知らない。
元気な姿しか見せていないから。
俺のすべてを見ている彼女は、それでも俺には生きている価値があると言ってくれる。
アイシテル。