長文です。

私の合唱愛が溢れてしまってるので、ウザいと思います。。

合唱好きな人限定でお願いします真顔





結局、東京では1度も息子たちのM学園に接触することも無く、本番を迎えました。




特に息子は、本番前はデリケートなので、私は気配を消す方がいいのです。。
まだ絶賛、反抗期なのでタラー


でも、さすがにNコン全国大会。

いつもと違った行動に出てしまった私。。

「今日は思いっきり、合唱を楽しんで!リラックス!」

LINEを送ってしまったアセアセ

本番前は変に刺激してしまうと、癇に障るようで逆効果。。

幸い、夜になるまで既読はつかなかったニヒヒ



既読が付くと「ベストは尽くせた、後悔はない」とLINEが来た笑い泣き

良かった!

納得のいく演奏はできたようです。。


私は2階席から見守りました。

M学園の出番まで、緊張して心臓がバクバクでしたよ滝汗


本番の演奏は、、、

やっぱり緊張してましたねアセアセ



結果は。。




優良賞でした!

よく頑張った!!おねがいキラキラ



終わったからこそ言えますが、、


課題曲について、M学園が特に拘っていたのは、無音。

そう!休符です。


他の学校と比較すると、休符を長く取ってると思います。(音源をNコンのホームページで確認できますよ)

心の機微を表現する為に、敢えて楽譜通りには演奏していません。

ちょっとした賭けですね。


今まで色々ありましたから、、、心の陰を経験してるからこそ、この課題曲には特別な思い入れがあり、自分達なりの無音の表現に拘ったようです。

この曲の無音の価値を合唱に落とし込めたのが、8月半ば。

そこからやっと、自分たちの歌を掴みまりた。


因みに、「手探りで生きていく世界の中」のところは、バスの見せ場なので、息子はそこも命掛けてましたよウシシ


前髪も、どうにかしようと思ったんでしょうね 笑

上げてましたね爆笑笑い

天パが爆発してなくて良かったダッシュ


M学園は今回で出場回数32回目。

今までは全国大会の経験のある先輩がいて、引っ張ってくれる感じでしたが、、、

今年はコロナや諸々あり、みんな全国大会なんて未経験で、合唱すら初心者レベルの子が多数。

何とか先輩から引き継いだ伝統を絶やさぬように、中1の時のM学の合唱を思い出し、手探りで作り上げ、自分達の代で県落ちだけは出来ないと、必死でした真顔炎


3年生の音楽コース3人が、音楽を模索しながら部員を育て、やがてベクトルがひとつになっていく様子が、日々の息子の話で伺えて、段々全国が視野に入って来ました。


九州大会目前の、ソロコンでは、音楽コース3人組、3人とも声楽で銀賞を取った時点で拍車がかかり、「これで、後輩に俺(私)たちに着いてこい!!って言えるわ!!」と、随分頼もしい3年生になりましたよ。。



全国大会を経験して、思った事。。


それは、先輩達の偉大さキラキラ


あの状況で、あのパフォーマンスは、とてもじゃないけど真似出来ない。。

あの時はまた音楽科があって、ほぼほぼ音高だった。


私達が目指していた合唱を紹介させて下さい。Nコン 2008年 金賞


圧倒的な魂を揺さぶる歌!!

これです!!


楽譜を通り越して、魂で歌ってます。


この合唱に憧れて、ずっと追いかけて、目指して、でも届かなくて。。。


この制服を着て、この学校で合唱のステージに立てて、センターで歌えて、、それだけでも息子にしては、有り得ない宝物かも知れない。。

それだけでも夢のようです。。



先輩方から頂いたバトンを、どうにか繋ぎました。



M学園合唱部、永遠なれ!!






最後に、、


私の中の金賞を発表します真顔キラキラ


女声では、奈良県立畝傍高校!!!🏅


とにかく、言葉の扱いが上品で、ハーモニーも錦の織物のように美しく、はんなり聴かせて頂きましたキラキラ


私の個人的な感覚ですが、いい音楽は、色や温度や景色を連れてきてくれます。

それを味わいました。

引き込まれましたよ照れ


コンクールの結果に囚われる事なく、これからも自分たちの音楽を信じて下さい。

(↑ごめんなさいアセアセなんか上から?滝汗



混声では、埼玉栄高校!!!🏅


息子のこともあって、つい男声に目がいきます。

しっかりリードしたり、支えたり、男声カッコよかった!!

全体の安定感とバランス、心の機微の表現。

どれもさすがです!

やっぱ全国はすげーな!拍手

と、素直に感動しましたキラキラ


これからの強豪校になると思います!

歴史を作って下さいね!

(ごめんなさいアセアセ また上から?滝汗




コロナ禍で、せっかく合唱に入部しても、練習すら出来ない日々が長く続きました。

その間、コンクールに出れずに卒業した先輩もいました。


有事の時に、真っ先に削られるのは芸術部門。

仕方の無い事ではありますが、、


歌えなかった日々かあったからこそ、歌は、生き方を教えてくれるという意味で、生きる為の糧に成りうると分かりました。

人間が人間らしくあるために。。



子供の心の成長は、言わば、長い旅の様なもの。

順風満帆な子供時代を経験する人が殆どならば、生きる事を諦める子供はいなくなるはず。。


そうでないから、何かの支えが必要なんです。


それは子供がアンテナを張って、選び、出会い、憧れ、集まり。。


生きる原動力は、芸術の中にもあります。


「僕が僕を見ている」「無音が聞こえる」等々、その時の子供に寄り添った曲を、ありがとうございました。



Nコン、さようなら!!

最後のNコンに、悔いなし!!!