今年も見に行きましたラブラブウインク

もちろん、お目当てはテノールの福井敬さん。

第20回 トゥーランドットで、合唱で参加させていただいてから、息子は福井敬さんの大ファンです。
ゲネプロでは、紺色のマント(息子談)姿で登場し、オーラキラキラが半端無かったとか。。ラブ



今年の演目は「椿姫」。
子供にストーリーを説明するのが難しいので、音楽として楽しむ方向で臨みました🎵

席は前から2列目の左端から3,4番目。
A席なのでお安いのだけど、横顔を間近で下から見上げる感じでしたタラー

お陰で、ヴィオレッタ役の中村恵理さんの演技を、側で観察することができました。

説明が難しいのですが、、、『ゾーン』に入ってる感じ?

演奏中の立ち振舞いなど、ここには無いものが目に見えているようで、お話の中にすっかりテレポーテーションしている...と言うより、お話の中の主人公がテレポーテーションして、会場に現れた?って感じ。(すみませんアセアセ分かりにくくてえーん

その様子を見て、私も段々引き込まれ、3幕があっという間に過ぎました。

透き通る、クリスタルのような歌声でしたキラキラ


そして、トゥーランドットから拝見するのは3回目の福井敬さんと、二塚直紀さん。

ソデに退場する間際に、福井敬さんが二塚直紀さんの方をポンと叩いたり(その直前まで二塚さんのソロだった)、アンコールの『乾杯の歌』では、福井敬さんが、二塚直紀さんに「次、お前行け❗」と言うような目配せしたり(笑)、何やら2人の関係が窺えるような瞬間があり、それも楽しみの1つになりそうですウシシ

広上淳一先生は、相変わらず跳び跳ねたりして、体いっぱいで指揮をされていましたウシシ


200年も昔のお話ですが、お金や恋愛や名誉に翻弄される登場人物達の葛藤や、情熱や、優しさは、今の私達と何も違わないものでした。

当時の観客も、私と同じような事を考えて、同じところで涙を流したかも知れません。

オペラの王道として、長い間世界中で何度も何度も演奏され、演奏者はその都度変われど、それぞれの時代に同じ感動を与えて、人々に影響を残して行く。

いつかの時代の、何処かの国の人と、同じ演奏で感動し、間接的に共感する。

そんな時間と空間を超えた、コミュニケーションを、オペラはもたらしてくれる。

贅沢な時間でした照れキラキラ