役に立たないことは大事だ | Booksさくら堂日誌

役に立たないことは大事だ

大人のための学校の勉強の本フェアのPOPに
{役に立たないことだからこそ、大事なこともある}
と書いたら、アルバイトが、
「何で役に立たないのに大事なんですか?」
と訊いてきた。
「うーむ。勉強したって日常生活には何の役にも立たな
 いから、勉強したって仕方がないっていう人もいるけ
 ど、僕はそうは思わないんだ。たしかに役に立たない
 ことはたくさんあるけど、だからといって学ばなくて
 良いわけじゃない。たぶん、そういう余計なことを学
 ぶからこそ、他人の悲しみとか、自然の不思議さとか、
 人生の素晴らしさとか、そういうことを感じることが
 できるんだと思うんだよね。だから、役に立たないこ
 とだからこそ、大事なんじゃないかって思うんだよね。
 ...なんてね」
アルバイトは少し納得した顔をして
「へぇ、店長も、たまには、いいこと言うんですね」
と言って笑った。
たまには、は余計だけれど、共感してくれて、ちょっと
嬉しかった。せっかく、さくら堂でアルバイトをしてい
るのだから、仕事のことだけではなく色々と学んでいっ
てもらいたいなあ。それにしても、説明しなきゃ意味が
わからないPOPなんて、全く役に立ってないわけで。
お粗末。