ボクパン写真日記

ボクパン写真日記

日々の写真、お楽しみください。

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タイトルの通りですが、はじめて講評会に参加してきました。

 

このイベントは今回で3回目の開催となり、実は第1回から参加したいとは思っていたのですがそのときは予定が合わずで、3回目にして念願叶い参加できました。

 

 

『モデル目線のポートレート講評会』とはなにかというと、一言でいうなれば自分の写真に対して、「ここがいい」「ここはもっとこうして欲しい」「こう撮られたい」といったモデル目線での意見を色々いただける場です。

 

ボクパンは正直なところ写真を褒められるのも貶されるのも苦手なのですが、通常こういうものはワークショプなどでプロカメラマンから意見をいただくといったものが多いと思います。

でもモデルさんから意見をいただく場ってあまりなく、あってもSNS上でのやりとりがほとんどで、本イベントのようにプリントしたものを直接自分の口で説明してそれを評価してもらうことって写真展でもしない限りなかなかない貴重な経験と感じたので、今回参加に踏み切りました。

 

 

さて本題ですが、写真を講評していただく方はモデルで現在はカメラマンもされている「片岡三果」さん。そしてゲストモデルとして「Arly」さんと「山本ゆうり」さん。

 

まずはじめにいうとお三方ともとても素敵な方でした。

そのような方に色々ご意見をいただけたのはホント貴重だったと思います。

 

講評会にあたってのざっくりとしたルールですが、事前に見てもらいたい写真をプリントし、決められた時間(今回は10分)のなかで、写真に対して意見や質問を交わしていきます。

参加者は8名。自分の時間のみならず、他の参加者の講評も聞くことができます。

 

今回ボクパンが持っていったのはこちら↓の4枚。

 

 

 

 

 

これを選んだ意図は色々ありますが、それは講評会で話したので割愛。

 

今回この4枚は横はA3ノビ、縦はA3でそれぞれ別々の用紙にプリントしました。

これは良かった点でもあり、反省点でもあるのですが、他の方は大体A4プリントでしたが、横の写真はとにかく大きくプリントしたものを見てもらいたかったので、その点は良かったのですが、机の上に乗り切りませんでした。。。

結局2枚ずつみてもらったのですが、でもそれぞれ対比で見てもらいたかったので、その点は功を奏したかもしれません。

 

 

講評自体はホント温かい意見を沢山いただきました。

自身としても気になる点は色々あったので、それも話せて貴重な経験になりました。

 

 

普段ワークショップとかには参加しない分、こうやって写真について談義できたのはホントいい勉強になったし楽しかったです。

講評していただいた片岡三果さん、Arlyさん、山本ゆうりさん、同時に参加いただいた方々ありがとうございました。

 

☆ボクパン☆

 

ご無沙汰しております。

ボクパンです。

 

 

今回、写真展『御苗場Vol.20 横浜』に出展させていただきました。

 

 

まず、御苗場とはなにか?

 

 

 

“自分の未来に苗を植える場所”それが「御苗場」の命名理由です。
出展することそのものが価値となり、自信となり、夢を実現できる場所を創りたい。楽しむだけでもなく、競うものでもなく、夢へ挑戦したすべての写真ファンの勇気を称えたい。そんな思いから、ひとりひとりが輝く場所となることを目指しています。

・・・御苗場ホームページ(onaeba.com)より

 

 

今回はそんな自身初となる御苗場出展の感想、そして反省を綴っていこうと思います。

 

 

 

 

■御苗場出展の経緯

横浜で開催される御苗場はカメラと写真映像の展示イベント『CP+』と毎年同日程で開催されていますが、今までは正直目もくれていませんでした。

しかし最近撮影をひとつの作品づくりと意識しだしてから、同時に出展に対する意欲も上がってきていたのです。

それが具体的に表れたのが昨年の御苗場でした。

知り合いのカメラマンが何名も出展されていて、正直うらやましい気持ちもありました。

 

「来年こそ出展したい」

 

そう心に思って以降、不思議と知り合いのカメラマンの写真展が続きました。

”PS展”、”みーむー展”、”JuicyFruits展”などなど

また自身もそんな想いもあってか、”Arly Collection”への出展もありました。

 

そして昨年11月のこと。

『御苗場Vol.20 横浜』の募集が始まり、当初は搬入の日程等もあり出すのを躊躇しましたが、「まぁ、なんとかなるだろう」という天性の楽観的思考から応募に踏み切ったのです。

 

 

ただこの時点ではどんな作品を出展しようかまったく考えてはいなくて。。。

 

 

 

 

■出展作品について

そんなこんなでなんとか出展するに至ったのですが、作品テーマが確定したのが今年1月末のこと。

 

当初は展示は大きなもの2点くらいでできたらなぁと考えていたのですが、結果9点もの展示。

昨年12月末の時点ではモデルすら決まっていなかったのに、何故こんなにも多くの写真を展示することになったのか?

 

きっかけは今回モデルとして協力してくれた友理香さんの一言。

 

「写真展?出たい!」

 

そこからある程度の方向性が見えてきて、、、

 

「同じ撮影会所属の希さんも一緒にどうだろう?」

「いや、いっそWALLPAPER撮影会縛りで色々なモデルさんにお願いしてはどうだろう?」

 

結果として今年WALLPAPER撮影会で撮影したものからの出展となりました。

(ここ2ヶ月はほぼWALLPAPER撮影会での撮影)

 

そして話はテーマに戻りますが、写真の内容としてテーマに悩んでいた頃、きっかけはTwitterで見た病みツイートの数々でした。

 

「いい写真のために何かを犠牲にするんじゃなくて、みんな楽しんで撮影すればいいのに。。。」

 

そこで閃いたのが今回のテーマ「みんなが幸せになる写真」です。

 

 

実はこの時点では既に今回の展示の3/4は撮っていたのですが、不思議とどの撮影も幸せ感が溢れ出るものばかりでした。

 

 

あとは展示に向けて実際にかたちにするだけ。

 

展示方法は、前回アリコレの展示が木製パネルで荷物が大きくなってしまったので、今回はハレパネ(スチレンボード)にしようと決めていました。

 

そして用紙は、当初ピクトランの「局紙」にしようと思っていたのですが、マシュマロ撮影会の展示にて気になったCANSONの「RAG PHOTOGRAPHIQUE」にしました。

反射もなく、綺麗に色が出ていたのが選定の理由です。

 

ここで細かい裏話ですが、用紙はA3ノビなのですがハレパネは7mmの厚さでA3ノビはありません。そのためHAKUBAのA3ノビ厚さ7mmのスチレンボードなのです。。。

 

 

そして、9点もの展示。

レイアウトは一苦労でした。

でもまぁなんとかスペース内に収まったので結果的には御の字。

 

 

 

 

■搬入のアレコレ

搬入時の反省はほんとこれに尽きるのですが、せっかく水平がとれるようにレーザーの墨出し器を安価で購入したのですが、会場自体が水平ではなかったため綺麗に水平がとれなかったこと。

そして、パネルを貼るのにひっつき虫だけでは心許無かったので、虫ピンも準備していたのですが、ハンマーを持っていかなかったこと。(これは完全に持っていくのが面倒となった自分が悪い)

 

それ以外は割と問題なかったのですが、ここでとある作業中に腰を痛めてしまいます。

これが後々大変なことになるとは思いもせず。。。

 

 

 

■会期中のアレコレ

御苗場は2/23~26の開催でした。

平日は仕事でしたので、自分は土日のみの在廊。

 

 

さて、ここで文句になってしまうのですが、今回の自分のブース。場所が悪すぎです。

 

 

この通り、場所が一番奥で展示に気付かなかったという声を多数いただきました。

※画像よりももっと奥まった場所でした。。。

 

そして最初は暇だったものの、時間が経つにつれ、ひっきりなしに知り合いが来てくれて。。。

 

 

本当にありがとうございました!

 

 

そして今回展示させていただいたモデルさんも、、、

 

土曜日には染川ひろさん(※手元に写真ない)

日曜日には希さん、友理香さん、ゆうかさんも来てくれました。

 

 

 

また、アリコレでも見に来ていただいた若子jet先生も見に来てくださり、様々なご意見いただきました。

 

 

 

 

本当にありがとうございました!(2回目)

 

 

そしてこの2日間ですが、大した休憩もなく他の展示見たり、また自分のブースにいたりとしていたので足腰が完全にやられました!(特に搬入時に痛めた腰が原因でヘルニア再発)

 

 

 

 

■御苗場を終えて

展示に関しては割と反省はあるものの、今はひとまず「終わったな」といった一言くらいしか言葉がありません。

現時点では今後決まっている展示もないので、次への意欲とかもあまり考えていないのですが、少なくとも来年の御苗場のことはなにも考えていません。(出展有無含め)

 

でも直近で目指しているのは写真展ではないですが、「私的写真集選手権」に向けてなにか作りたいなと考えています。(今回作った写真集も後々一緒に綴れれば)

 

また、現時点では声をかけていただいているものはないのですが、写真展の計画等あれば是非ともご一緒させていただきたく、よろしくお願いします!

 

 

最後に今回の展示に関して、撮影に協力いただいた方々、写真を見ていただいた方々みんなが幸せになりますように!

 

本当にありがとうございました!(3回目)

 

 

☆ボクパン☆

 

1年ぶりのブログです。

 

さて何から書いてよいやら、、、

 

兎にも角にも、アーリーコレクション(通称アリコレ)にお越しいただいた皆様!

誠にありがとうございました!!!

 

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こうしてまたブログを書こうと思ったのも、アリコレの感想を書きたかったからです。

※Twitterだと何ツイートになるかわからなかったので笑

 

 

 

■アリコレ参加の経緯

 

今年で写真を撮り始めて8年になります。

写真展自体はずっとやりたいとは言っていたのですが、

なかなか行動に移せずにいました。

そんななか一番の契機になったのが、5月に行われたCC撮影会のグループ展でした。

多くは語りませんが、あの時ちゃんとした展示ができなかったのが悔しかったのです。

 

A4での額装で小さかったし、上の隅の方に追いやられたし、、、

 

それから本格的に写真展を考え始めたのが6月の頃。

当初は9月の自分の誕生日(9月24日です)に合わせて小さくても個展を開催したかったのですが、

6月の時点でめぼしいギャラリーはどこも空いていなかったのです。

 

そんなときに聞きつけたのがこのアーリー写真展でした。

 

あとは流れに身を任せるまま、あれよあれよと話が進んでいったのです。

 

 

 

■展示作品の撮影

 

グループ展に参加はよかったのですが、

よく考えてみると、Arlyさんを過去2回しか撮ったことがなかったのです。

その2回の撮影自体ダメな出来ではなかったのですが、とてもじゃないですが、展示するにはあまりにも納得いくレベルではありませんでした。

 

ということで、今回用に撮り下ろすことにしたのですが、

テーマをどうしようかと。。。

 

季節は8月となり真夏。。。

野外撮影は正直厳しいと感じたので、スタジオ撮影で考えました。

 

。。。悩む。。。スタジオっていいところを借りようとすると恐ろしい値段になるんですよね。。。

 

でも偶然というのは恐ろしいもので、できたばかりの値段が手頃なスタジオを見つけてしまうのです。

スタジオ名は明記しませんが、池袋にあるスタジオで、白と黒の背景紙が使え、備え付けのモノブロックも使い放題という好条件です。

この白と黒の背景をうまく使えないかと考え始め、最終的に思い浮かんだテーマが

 

Red & Blue

 

でした。

 

そして赤と青で思いつくのが

「冷静と情熱のあいだ」です。

※もう10年以上も前になりますが、当時赤と青の文庫本が発売されたのです

 

衣装は赤と青のドレスで

この「冷静と情熱のあいだ」を表現してみようと思ってできたのが今回の作品です。

 

 

 

■作品解説

 

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技術的なことは一切語りません。

※というか語れるほど大したことしてません。。。

 

『Red portrait』

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赤の肖像画。。。今回の展示全体はコレを基準として発展しています。

なのでこれが一番スタンダードな作品であり、

DMやポスターにも起用しました。

 

 

『Ruthless Blue』

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冷酷な青。。。青の持つイメージの通り、冷酷さを表しています。

だからこそこの作品からは青の美しさだけを感じ取れればいいと、画全体を青にしました。

 

 

『Revolution eve』

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革命前夜。。。何気に今回一番高評価をいただいた作品でした。

強き心を持った女性が革命を起こす前夜。

どんな気持ちでいるのか?

きっと辛くても自分の気持ちは押し殺し、気丈に振る舞うのだろう。。。

と言う意味を込めてのタイトルです。

燃える気持ちを表すために、あえて全体的に赤みがかっています。

 

 

『Repose』

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安らぎ。。。ここまでの作品がSっ気が強かったので、

そのなか安堵な気持ちを与えるように優しい作品にしました。

見つめられると緊張するから、あえての伏し目。

そしてせっかくドレスなのに、ここまで全体像があまりわからなかったので、

なんとかして全身を収めました。

 

 

『Lust』

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色欲。。。はい、七つの大罪です。

自分の写真は正直エロさはまったく求めていません。

しかし赤×黒×薔薇というキーワードで

どうしても色気をメインにした作品は外せないとの想いで

この作品に至ります。

しかし絶対に下品な感じにはしたくなかったので

可能な限り美しくをモットーとしました。

 

 

『Sincerity』

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誠実。。。Arlyさんには嘘は通じません。

目を見て、正直な気持ちになって向き合わないといけません。

するときっと女神は微笑んでくれます。

 

 

展示のイメージも常々対比を意識しました。

上下左右斜めそれぞれの作品が関連するものとなっています。

そしてこれがいいのか悪いのか賛否両論かもしれませんが

肌の色は全部変えました。

白くしたり、青くしたり、赤くしたり、黄色くしたり、、、

そう、コレクションしたくなるような。

 

 

 

■反省

 

ここからは反省です。

マットパネルにするのは当初からのイメージでしたが

A3ノビで統一したほうがインパクトあったかもしれません。

そしてステートメント。

本当は上記のような作品紹介書けばよかったのですが、

やはり展示と一緒に見てもらう勇気がありませんでした。

結果として展示当日は作品説明もうまくできず、

ただのキレイな写真止まりの印象を持った方も少なくなかったと思います。

 


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そしてブック。

もうちょっとやる気を出せばよかったのかもしれません。

どうしても展示のアザーカットと今まで撮った写真という枠を抜け出せませんでした。

 

コメント帳。

東急ハンズで物色しているときに見つけた黒い紙のノートだったのですが

正直書きにくかったですよね?

イメージは「文具店で物珍しげなペンを見ると試し書きをしたくなる」っていうのを目指したのですが。。。

 

 

 

■共同出展者の皆様

 

ホント全行程を通して感謝の気持ちしかありません。

僭越ながらひとりずつコメントを。

 

>かえるさん

まさかかえるさんが参加されるとは思っても見ませんでした。

仁藤さんの撮影で一緒になることもあったので、

どんな写真を撮るか知っていただけに、

密かにプレッシャーも感じていました。

 

>石津亮さん

展示作品を見たのは搬入当日でした。

唯一当日まで顔を合わせたことがないメンバーでしたので、どんな人なのかと思ったら、めちゃくちゃいい人でした。

 

>T.Oさん

ご意見番って立ち位置が似合っていました。

その立ち位置の通り、熟練された作品を見せつけられとても勉強になりました。

 

>yonnmoさん

撮影会でご一緒することが多かったのがyonmoさんでした。

撮影するモデルも被っていることが多かったので

撮影される写真の美しさはただただ「凄い」の一言でした。

 

>もりさん

昔は自分もレースとか行ってたので、

もりさんとはレースという共通点も実はありました。

広角の写真は自分苦手なので、今回の展示は構図など勉強になりました。

 

>akiさん

Arlyさんからなかなかひどいこと言われても

めげない強いハートの持ち主だなと思いました。

今回のアリコレも一番在廊していただきました。

ありがたいです。

 

>Kaerukeroさん

最初他の展示者がどんな写真撮るんだろうと調べたときに一番圧倒されたのがケロさんの写真でした。

今回の展示も、色使いがとても自分好みでした。

 

>舞珍さん

名前は前から知っていたのですが最初顔合わせるまで、どんな人なのか全く知らなかったのですが

会ってみるととても気さくでアリコレのムードメーカーでした。

写真もバリエーションに富んでいて羨ましかったです。

 

>Hiroさん

今回自分より年上が多い中で、数少ない若手カメラマン。

優しい雰囲気が写真にも出ていて、

撮りたいけど絶対自分には撮ることができない写真を今回見せつけられ、密かに悔しかったです。

 

>Takeさん

Takeさんの持つ雰囲気ってとてもミステリアスな気がします。

トランプで言うとJOKERのような、なにか今ひとつ掴みきれないそんな感じです。

それは写真にも表れていて、なんか見てると不思議な気持ちになりました。

 

>ERIKOさん

ERIKOさんもあまり会って話したことなかったし、どんな人なのかあまりわからない印象だったのですが、難しい話になったときにすぐ頭がパンクしそうになる姿がとてもかわいらしかったです笑

その割にはERIKOさんの写真はすごい考えさせられる作品だなと思い、そのギャップが面白かったです。

 

>Arlyさん

Arlyさんにはホント感謝の気持ちでいっぱいです。

撮影回数はホント少ないのに、こんなにも良くしてもらって、こんな貴重な経験ができるきっかけをくれて、本当に頭があがりません。。。

 

 

 

■今後

 

今後もアリコレは開催されるのか?(アリコレⅡ?)

それは誰にもわかりません。

主催、出展者、そしてまた見たいと思う声があればいつかまた開催されるのではないでしょうか。

 

それまではしばしのさようなら。。。

 

 

☆ボクパン☆