こちらもダグ・フィッシャーが書いた5年前の記事から。
「マルガリート戦でパッキャオが契約体重の150ポンドで体重計に乗ったなら、デビューから44ポンド、世界王者になってら39ポンドも階級を駆け上がったことる。これを前代未聞だと決めつけるとしたら、それは間違い。
1930年代のミドル級・Lヘビー級の世界ランカー、レン・ハーベイはそのキャリアを通して全階級で戦った。この英国の英雄はあろうことか12歳でプロデビュー、36歳で引退したがその間フライ級からヘビー級まで全ての階級でリングに上がったのだ。殿堂入りしているテッド“キッド”ルイスはウェルター級で2度世界王者になっているが、116ポンドから166ポンドで戦った。そのスパンは何と50ポンド。多くの元Lヘビー級王者、ボブ・フィッツモンズ、ジョルジュ・カルパンチェ、トミー・ローガン、ジョン・ヘンリー・ルイスらは遥かに軽い階級からキャリアをスタートさせた。しかしながら、今挙げたファイターが世界基準で活躍したのはより重い階級だった。
実際、20ポンド以上ものスパンで世界基準の実力を見せたボクサーはほとんど存在しない。その例外中の例外である10人傑物をご覧いただきたい。順位はその体重のスパン。
1位:ジェームス・トニー~最軽量157、最重量237、その差80ポンド。2位:サム・ラングフォード~139~204、その差65ポンド。3位:ロベルト・デュラン~119~176、その差57ポンド。4位:トーマス・ハーンズ~144~191、その差47ポンド。5位:ロイ・ジョーンズ~153~193、その差40ポンド。6位:マニー・パッキャオ~106~145、その差39ポンド。7位:ミッキー・ウォーカー~139~174、その差35ポンド。8位:ジミー・
マクラーニン~112~147、その差35ポンド、9位:オスカー・デラホーヤ~128~160、その差32ポンド。10位:マイク・マッカラム~150~182、その差32ポンド。
ベスト10からは漏れたが、階級制覇ではずせないグレートとしては、ヘンリー・アームストロング:120~148、その差28ポンド。シュガー・レイ・レナード:141~165、その差24ポンド。パーネル・ウィテカー:134~155、その差21ポンド。フロイド・メイウェザー:129~150、その差21ポンド。
さて、ここまで読んで、マニー・パッキャオの偉業は薬物なしではあり得ないとまだ
言い切れるか?