坂田、可愛そうです
来年2月7日の開催が決まったボクシングWBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチット(33)=タイ=vs同級11位亀田大毅(20)=亀田ジム=の世界戦。だが10月の段階で挑戦者は別の日本人ボクサーのはずだった。かつて蜜月関係だった亀田兄弟とは一転、現在は絶縁状態にある協栄ジムの金平桂一郎会長(44)が、この対戦が成立する過程に疑問を投げかけた。
10月6日に大毅がデンカオに0-2で判定負けした世界戦から、わずか4カ月後のリターンマッチ。大毅側の判定負けへの不服はWBAが却下しただけに、極めて異例の事態といえる。その陰で涙をのんだのが同級前王者の坂田健史(29)。かつて大毅や現WBCフライ級王者の兄・興毅(23)も所属した、協栄ジムの選手というのも皮肉だ。
協栄の金平会長によると、デンカオ陣営は前回大毅戦の2日前、次の防衛戦の相手として2戦無敗と相性のいい坂田にオファー。
ここ2試合はスーパーフライ級に転じていた坂田も、「娘にベルトを見せてやりたい」と王座復帰を目指す中、なかなか世界戦が決まらないこともあって、デンカオとの再戦に同意した。
WBA幹部にもメールで内諾を得た上に日本ボクシングコミッション(JBC)の承認も下り、会場の確保や前座試合の編成も進んでいたが、先月のWBA総会で突如「坂田が最近フライ級で試合していない」との理由で承認されず。坂田がフライ級で1試合した上で、デンカオ-大毅戦の勝者と90日以内に指名試合を行う提案がなされたが、いまだ正式決定ではない。
【「ボクシングが土台から壊れる」】
金平会長は「そもそも1階級、上下させて世界戦を行うのはよくあること。しかも坂田はフライ級で4度も防衛した実績がある。WBAに異議を訴えてもよかったが、年齢的にも長く待っていられない坂田が『フライ級で1試合やれば次は、というならやります』と言うので、来年2月20日の開催で動いていた。だが挑戦権に何の保証もなくては、試合をやる意味がない」と困惑する。
背後でどんな力が働いたかは定かでないが、予想外の展開で坂田の世界戦は宙に浮き、大毅の兄弟世界王者への挑戦が既成事実化していった。
そもそも2005年に亀田兄弟を金平会長が引き取った形でジムに所属させたものの、大毅の内藤戦での反則行為を発端に問題行動が相次ぎ、08年に金平会長は契約を解除。以来、絶縁状態となっている両者がからむトラブルだけに、きな臭いにおいがする。
「何の落ち度もないよう段取りを踏んでも、こうやってひっくり返るようでは、日本のボクシングが土台から壊れてしまう」と金平会長。日本ボクシングコミッションにも、坂田の挑戦権を明文化するよう働きかける構えだが、金平会長と亀田家との間に再び不穏な空気が漂い始めた。
10月6日に大毅がデンカオに0-2で判定負けした世界戦から、わずか4カ月後のリターンマッチ。大毅側の判定負けへの不服はWBAが却下しただけに、極めて異例の事態といえる。その陰で涙をのんだのが同級前王者の坂田健史(29)。かつて大毅や現WBCフライ級王者の兄・興毅(23)も所属した、協栄ジムの選手というのも皮肉だ。
協栄の金平会長によると、デンカオ陣営は前回大毅戦の2日前、次の防衛戦の相手として2戦無敗と相性のいい坂田にオファー。
ここ2試合はスーパーフライ級に転じていた坂田も、「娘にベルトを見せてやりたい」と王座復帰を目指す中、なかなか世界戦が決まらないこともあって、デンカオとの再戦に同意した。
WBA幹部にもメールで内諾を得た上に日本ボクシングコミッション(JBC)の承認も下り、会場の確保や前座試合の編成も進んでいたが、先月のWBA総会で突如「坂田が最近フライ級で試合していない」との理由で承認されず。坂田がフライ級で1試合した上で、デンカオ-大毅戦の勝者と90日以内に指名試合を行う提案がなされたが、いまだ正式決定ではない。
【「ボクシングが土台から壊れる」】
金平会長は「そもそも1階級、上下させて世界戦を行うのはよくあること。しかも坂田はフライ級で4度も防衛した実績がある。WBAに異議を訴えてもよかったが、年齢的にも長く待っていられない坂田が『フライ級で1試合やれば次は、というならやります』と言うので、来年2月20日の開催で動いていた。だが挑戦権に何の保証もなくては、試合をやる意味がない」と困惑する。
背後でどんな力が働いたかは定かでないが、予想外の展開で坂田の世界戦は宙に浮き、大毅の兄弟世界王者への挑戦が既成事実化していった。
そもそも2005年に亀田兄弟を金平会長が引き取った形でジムに所属させたものの、大毅の内藤戦での反則行為を発端に問題行動が相次ぎ、08年に金平会長は契約を解除。以来、絶縁状態となっている両者がからむトラブルだけに、きな臭いにおいがする。
「何の落ち度もないよう段取りを踏んでも、こうやってひっくり返るようでは、日本のボクシングが土台から壊れてしまう」と金平会長。日本ボクシングコミッションにも、坂田の挑戦権を明文化するよう働きかける構えだが、金平会長と亀田家との間に再び不穏な空気が漂い始めた。
芹江、新王者に!
プロボクシングの日本タイトルマッチ10回戦2試合が14日、東京・後楽園ホールで行われ、スーパーライト級は王者の小野寺洋介山(オサム)が同級12位の西尾彰人(姫路木下)を6回1分36秒TKOで下し、2度目の防衛を果たした。戦績は21勝(8KO)1敗1分け、西尾は13勝(8KO)6敗2分け。
スーパーバンタム級は挑戦者の同級1位、芹江匡晋(伴流)が手数で上回り、王者の木村章司(花形)を2-1の判定で下し、新王者となった。木村は2度目の防衛に失敗。芹江は15勝(6KO)3敗、木村は23勝(9KO)3敗2分け。
スーパーバンタム級は挑戦者の同級1位、芹江匡晋(伴流)が手数で上回り、王者の木村章司(花形)を2-1の判定で下し、新王者となった。木村は2度目の防衛に失敗。芹江は15勝(6KO)3敗、木村は23勝(9KO)3敗2分け。
無題。
K-1軽量級で活躍する才賀紀左衛門選手(20)が9日、新宿FACE(東京都新宿区)で開催された格闘技イベント「サバイバー2」でキックボクサーのKO-ICHI選手(25)と対戦し、二回、左ハイキックでKO勝ちをおさめた。試合後のインタビューで才賀選手は「これを契機に軽量級で1番になりたい」と抱負を語った。
格闘技漫画「空手小公子 小日向海流」(ヤングマガジン連載)の単行本の帯を昨年から飾り、格闘技界屈指の「イケメン」で知られる才賀選手。新刊用の写真撮影を翌々日(11日)に控え「顔は打たれないようにする」と宣言していた。対するKO-ICHI選手は、豊富な経験と鋭い右ストレートに定評があり、キックボクシング団体J-NETWORKのフェザー級ランキング3位の実力者。
試合は一回、才賀選手が多彩なキックと左ミドルでKO-ICHI選手との距離をとり、KO-ICHI選手はそれらをブロックしながら左フックや右ストレートを放つ展開になった。二回、KO-ICHI選手がパンチを駆使して前進し、疲れの見える才賀選手がやや下がり気味に。しかし、後半、才賀選手の左ハイキックがKO-ICHI選手のあごを打ち抜きダウン。立ち上がろうとするものの視点が定まらず、才賀選手が鮮やかなKO勝ちをおさめた。
◆山本優弥と石川直生のエキシビジョンマッチも
イベントでは、今年のK-1中量級トーナメント3位の山本優弥選手(25)が、エキシビションマッチに出場し同門のキックボクサー、石川直生選手(30)と対戦した。試合後、両者はタオルなどの記念品を「一足早いクリスマスプレゼント」として観客席に投げ入れ、会場を沸かせた。
日々ご愛読感謝!