「第55回大鐘賞映画祭」音楽賞に映画「南漢山城」の音楽を担当した坂本龍一(66)が選定された中、代理受賞においてハプニングが生じ物議を醸している。

音楽賞の受賞者に「坂本龍一」の名が呼ばれると、なぜかトロット歌手ハン・サラン(57)が登壇し、来場者や視聴者を驚かせた。

受賞の際、出席できなかった坂本龍一の代わりに受賞することになっていた人物がステージに向かって歩いていた。「南漢山城」のスタッフと見られる女性はステージに歩み寄る途中に別の女性(ハン・サラン)が先に登壇したことで、驚きを隠せないまま席に戻った。

トロット歌手ハン・サランはステージ上で「坂本さんは忙しくて来られなかった」と言及、「私はトロット歌手のハン・サランです。受賞おめでとうございます」と淡々と自己紹介し、周囲を唖然とさせた。彼女は代理受賞に至った理由や坂本龍一との関係は述べず、“驚愕のハプニング”として片付けられてしまった。授賞式の全般的な粗末さが浮き彫りとなったかたちだ。

その後、「南漢山城」の制作会社代表は「疎通にミスがあったようだ。私が代わりにステージに上がる予定だったが、別の方が登壇していた」と打ち明けた。(記事&画像引用:(C)WoW!Korea、2018年10月23日付)


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