韓国SBSドラマ「リターン」が、放送通信審議委員会から“警告”制裁を受けた。

26日、放送通信審議委員会はソウル市内にある放送会館にて全体会議を開き、「リターン」に警告および視聴等級の調整を議決した。

今月13日に開かれた小委員会の会議で、委員たちは「リターン」に対して“15歳以上視聴可”等級にも関わらず、残忍で暴力的な内容と扇情的で非倫理的な内容などをそのまま放送し、これを青少年視聴保護の時間帯に一部編集して再放送したことに対して議論した。

その結果、「放送通信審議委員会に関する規定」第25条(倫理性)第1項、第26条(生命の尊重)第2項、第27条(品位維持)第5号、第30条(両性平等)第4項、第36条(暴力描写)第1項、第37条(衝撃・嫌悪感)第6号、第44条(受容水準)第2項、また、「放送番組の等級分類および表示などに関する規定」の第4条(等級分類基準)第1項に違反したと判断し、委員全員の合意によって“警告および等級調整の要求”で全体会議に建議することを議決していた。

全体会議でイ・サンノ委員は「かなり意図的だ。制裁が出るのを知りながらも扇情的に描かれている」とし、1話で多くの視聴率を確保して2話で水位を下げたという点が意図的に見える」とし、「SBSだけでなく、他の放送局にも“意図的な反則”を犯さないようにするのが、我々の義務ではないかと思う」と述べた。

また「女性が人間ではなく消耗品として消費されるシーンが何度か出てきた。娘や中高校生の子と見たら、衝撃が大きいはずだ。警告よりも強い懲戒を下すべきでないかというのが私の意見だ」と主張した。

カン・サンウォン委員は「地上波の背金官ということを問題にしようと思う。劇場で見せられるもの、視聴者層が制限されるケーブルで見せるものと比較した時、不特定多数が一緒に見る放送で見せられるものは、社会的責任が違う。これが映画館に出てくる19禁映画ならば問題にならないだろう。しかし莫大な影響力を持つ地上波において、15歳以上が視聴可能なドラマならば、それに合った内容でなければならない」と語った。

さらにシム・ヨンソブ委員は「創作と表現の自由を広範囲に容認しなければならないというのは同意する。ただ警告措置に同意するのは、小委員会の会議に意見を陳述しに来たSBS EPが『1~8話まで悪人を放映し、その後悪人を懲罰する内容を中心に描いていく』と言ったが、言い換えれば8話までそのまま進めたということで、実際にそうなった。審議規定を誤用しながら編成したと見た。意図性があると見て警告に同意した」と説明。

パク・サンス委員は「“注意”程度だと放送を強行する素地がある。強く制裁しなければと思った。扇情性、暴力性がひどく度が過ぎていて、女性卑下の程度もひどすぎる。女性を便器だと表現し、ホームドラマでは許されてはいけないと思った」と述べた。(記事&画像引用:(C)WoW!Korea、2018年2月26日付)


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