Conservative politics | box03のブログ

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 シュメール人はBC2千年に、メソポタミアの地から突如消えました。 彼等の行方は分かっていません。
 著者・岩田氏は、彼等の行方を突き止める為、徹底的に追跡を始めました。
 そして、著者は大胆な仮説に行き着きます。

 突然ですが、私がAmeba blogを投稿するのも、これで最期かも知れません。

 理由は公開制限をかけられたからです。

 流行り病やウ国の記事でもないにも関わらず・・。

 ふさわしくない表現、言葉が含まれてるんだト。AmebaAbemaも日●記者交換協定を締結したか、はたまた上層部が中韓人で埋まったのか、中韓マネーに喰われたか。いずれにしても終わったネ。ではデハ

 つたない投稿を応援いただいたフォロワーの皆様、機会があれば他のプラットフォームで会いましょう。

 お世話になりました。 by box01

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  ⤵︎前回からの続きです⤵︎

~処刑場に引かれていく牛の様だった金正恩~

 平成302018)年6の米朝首脳会談の成果について、日本の政府高官は「政府は表向きは会談内容を評価しているが、核やミサイルの廃棄については全く評価出来ない。米国は北朝鮮に譲歩してしまっている。ただし、拉致問題に関して、安倍元首相が伝えた事は全て伝えている。そこは高く評価している」と話していました。

 確かに、核ミサイルに関しては、米国が譲歩したと言う印象は否めません。

 「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID」が文書に盛り込まれなかった事も批判されています。

 ただ、私(阿比留氏(筆者))は会談を肯定的に見ています。トランプ前大統領と朝鮮労働党委員長、金正恩と言う2人のトップが史上初めて会って話をしました。金正恩総書記は会談の初め、明らかにおどおどして緊張した姿をあらわにしていました。

 まるで処刑場に引かれていく牛の様な感じでした。もしかしたら、暗殺されるのではないかと疑心暗鬼になっていたのかも知れません。

 今まで北朝鮮は何度も国際社会にウソをついてきた訳ですが、今回ウソをついていたら、金正恩総書記本人の命と金王朝の命運に関わる事です。それが緊張ぶりに表れていました。

 米国の国家元首、しかもトランプ前大統領の様な強い個性を持ったトップを公衆の面前で騙したとなったら、米国は絶対に黙ってはいません。それは金正恩も十分に分かっています。

 

 ~自身の命と引き換えなら妥協する

 トランプ氏も金正恩総書記の顔を立てて、公然と脅しをかける事はしていませんが、その背後では軍事的行動も辞さない事をシリアの攻撃等で示しています。金正恩総書記からしたら、本当に戦々恐々としていただろう事は想像に難くありません。

 北朝鮮は核を絶対に手放さないと言う見方がありますが、さすがの金正恩総書記も、自分自身の命がかかっていたら別でしょう。核より自分の命が大切ですよ。兎に角、米朝会談によって、ようやく次の段階に向けた一歩を踏み出す事が出来ました。ポンぺオ国務長官を中心にした米朝協議もスタートしました。今回は、ボルトン大統領補佐官も注目された人物の一人ですが、注目すべき記事が掲載されました。

 元外務省官僚で所謂リベラル派の天木直人氏のコメントには笑ってしまいました。

 故・安倍元首相が訪米した際に、同じく外交官出身で国家安全保障局長の谷内正太郎(ヤウチショウタロウ)さんがボルトン大統領補佐官に会った時の事『北との交渉から外されたボルトン氏とこのタイミングで会ってどうするのか。外交オンチにも程があります(日刊ゲンダイ201869日付)』とコメントしています。 

 ところが、ボルトン氏はSingaporeでの米朝会談の席でも、全く外されていませんでした。少人数会合にも出席しているし、トランプ前大統領の記者会見の時でもポンぺオ氏と並んで外交交渉の一員として、ボルトン補佐官の名前が上がっていました。

 (中略)トランプ前大統領は、故・安倍元首相から再三聞いていた話を金正恩に全てを伝えているようですから、かなり評価していい。つまり、日本は断固として拉致被害者を返してもらわなければ、国交を正常化しないし、経済支援をしないと言う立場を今後も続けていけばいいだけでした。

 トランプ氏との会談で、金正恩総書記は諸問題を解決しなければ日本からの支援は望めないと言うトランプ前大統領の話を、よく聞いていたとの事です。

 (中略)北朝鮮にとっては、まとまった経済援助は日本国しか期待できません。韓国の経済支援と言っても、韓国はそんなに経済状況がよくありません。1兆円規模となると、とても難しいです。

 北朝鮮は、韓国と国交正常化した時に経済支援をして貰った前例があるので、それと同額かそれ以上を狙っていると思いますが、日本国からはそれ以上貰える可能性があります。

 今回の首脳会談でも利用したシンガポールのホテル代すら金正恩総書記は払えません(払いません)。故・安倍元首相は、拉致被害者、特に認定被害者の一人ひとりについて、北朝鮮が帰せない(カエセナイ)個別の事情等をしっかりと勉強していますが、被害者がどこで何をしているのかは、分かっていません。北朝鮮は過去の金正日時代、小泉首相(当時)が訪朝した時、めぐみさんの偽の遺骨を出してきましたが、交渉が始まった段階で、再び何をしてくるのか用心しなければいけませんでした。

 日本国の政治家の中で、最も拉致問題に関して知識のある故・安倍元首相ですら交渉が厳しいのですから、他の親中政治家では到底無理だろうと思います。新たな任期中に故・安倍元首相に全身全霊を傾けて取り組んで貰うしかありませんでした(中略)。

 拉致被害者は、金正恩総書記さえ決断すればすぐに帰ってこられます。その為には、まず日朝首脳会談のProcessは必ず踏まなければなりませんでした。

 

~~世界反応~~

 (中略)安倍氏の訃報を受けて、バイデン米大統領、トランプ前米大統領、プーチン露大統領、中共の習近平国家主席、エリザベス英女王、ダライ・ラマ14世、ローマ教皇など各国の要人がいち早く弔意を表していました。更に、ブリンケン米国務長官や台湾の頼清徳(ライセイトク)副総統、マハティール前首相が来日し弔問に訪れました。

 弔意の数も凄いです。260の国・地域や機関から約1,700件以上にのぼっていました。先述の様に、米国ではホワイトハウスをはじめ、全ての連邦政府庁舎や在外公館、国内外の米軍施設・艦艇で半旗(主に国旗などを旗ざおの半分の位置に下げて掲揚する事)を掲揚しました。

 バイデン大統領は、在米日本大使館に弔問に訪れていました。また、上院では安倍氏の功績を讃(タタ)える決議案が採択されました。

(安倍元首相は)一流の政治家で世界の民主主義的価値観の不断の擁護者です。彼は日本の政治、経済、社会、そして世界の繁栄と安全保障に忘れられない足跡を残した」と言うものです。

 同決議では安倍氏が「自由で開かれたインド太平洋」の概念を広めた事や日米豪印4ヵ国が連携する事の必要性を説いた所謂(イワユル)クワッドを打ち出した事にも言及しました。又、日米同盟については「外交、軍事、経済協力を強化する事で同盟を前進させた」と評価しました。

 カナダとメキシコ、キューバも半旗掲揚し、ボリビアでは追悼文を政府がツイッターに掲載し、ブラジルでは78(暗殺日)から3日間喪に服し、全土で半旗が掲げられました。これは同国の英雄、F1ドライバーの故・アイルトン・セナの1994(平成6)年の事故死以来の事です。

 台湾では、全土の政府機関や公立学校で半旗掲揚、台北(タイペイ)には追悼の言葉を記すメッセージボードが設置され、書くスペースがなくなる程弔辞で埋まりました。又、日本台湾交流協会に祭壇が設けられ、蔡英文現総統が献花していました。更に高層ビル「台北101」の壁面に8日後、追悼のメッセージが提出されました。

(中略)『202278日 バイデン家と全ての米国民を代表し、安倍家と日本の人々に心からのお見舞いを申し上げます。(安倍)首相を副大統領公邸に迎えた時、そして私が日本を訪れた時、首相と知り合う事が出来て光栄でした。夫人やご家族、日本国民のみならず、世界にとっての損失です。平和と良識の人でした。寂しくなります。お悔みとともに・・・JOE BIDEN(ジョーバイデン)

 安倍氏が暗殺されたと言う情報が届いて、バイデン大統領はかなり早い時期に、連邦政府の全ての建物に弔旗を掲げて半旗にしていました。元来、米国は国内では現役の大統領、副大統領元首若しくは下院議員が亡くなった時にだけしか半旗掲揚はしません。あとは過去の戦争で戦死した兵士を悼む(イタム)記念日で休日となるメモリアル・デーと米同時多発テロ911だけです。毎年911日の朝は半旗を掲げていました。

 過去、外国の要人が亡くなった時に米国全土で半旗掲揚するケースは、南アフリカ大統領のネルソン・マンデラ氏、ローマ教皇のヨハネ・パウロ2世、イスラエル元首相のイツハク・ラビン氏のみです。

 

~~自由で開かれたインド太平洋~~

 安倍氏の「自由で開かれたインド太平洋」と言う構想ですが、簡単に言うと「アジア太平洋地域とインド洋を結び付け、アフリカに迄達する地域への外交・安全保障上の関与を強化する事で、国際社会の安定と繁栄を目指す」と言う事になります。

 これを具体的に表明したのが「Asia’s Democratic Security Diamond(和訳:アジアズ デモクラティック セキュリティ ダイヤモンド。意訳:アジアの民主的安全保障ダイヤモンド)」と言う英語論文でした。

 安倍氏が再び首相に就任した翌日の平成242012)年1227、国際NPOの言語機関である「プロジェクト・シンジケート」のウェブサイトに発表されました。

 当時、平成252013)年16、ツイッターで私(西村氏。以下「筆者」)はこう書きました。

 日本の(反日守旧派)メディアが「報道しない自由」を慣行していたからです。以下、ツイッターから引用。

 『この安倍論文は1227WSJの論説に呼応する一面も。第一次安倍内閣末期のインド訪問のインド議会の名演説の回想から始まる感動的なもの。昨年末からインドではあの安倍演説が称揚(褒め上げる事)されている

 『この安倍論文は、日本が海洋国家である事の自己確認から始まり、支那(原文ママ)の侵略覇権主義に対する確固たる意志を示したものだが、ここで言う【アジアの民主主義のセキュリティ・ダイヤモンド】にとても加わる事が出来ない朝鮮半島にどう落とし前をつけるか、と言う課題も残りますね』。

 引用したツイートの繰り返しになりますが、この安倍論文は冒頭で第一次安倍内閣が崩壊する直前に、病をおしてインドを訪問した時のインド国会での名演説の回顧から始まる感動的なものでした。

 冷戦時代、オホーツク海が【ソ連の内海】と言われたのに対比させて【南シナ海】が今「北京の湖」になっているかの様に見えると、支那の領土侵略の脅威を説き、Australia(オーストラリア)、India(インド)、日本、米国ハワイによって、インド地域から南太平洋に広がる海洋権益を保護するダイヤモンドを形成する国々は、成熟した海洋民主国家として法によって支配される平和的エリアを形成すべきだと言う安全保障構想を10年前の総理就任時の段階で、世界に投げかけていたのです。

 つまり、法によって支配されない、又、法治国家ではない人治国家の中共(China)が完全に排除された構想になっていて、21世紀の「脱亜論」でもあります。多少、福沢諭吉と違うのは、それが特定の国だけに向けられた「脱特定アジア論」になっていた事です。

 

 乱筆乱文長文を視聴いただいた奇跡の人には謝意を表します(爆) 

 

To Be Continue

 

 

出典:総理(山口敬之著)、安倍晋三の闘い(阿比留瑠比著)、日本人だけが知らなかった「安倍晋三」の真実(西村幸祐著)

 

 

 

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