元帝国海軍中尉 加藤昇さんのお話(平成27年8月15日京都霊山護國神社みたま祭) | 先人のお話

先人のお話

私が聞いた昭和史、戦争体験談をお伝えします。

≪平成27年8月15日終戦の日に京都霊山護國神社みたま祭≫

元帝国海軍中尉加藤昇さんのお話を聞いてきました。

先の大戦から70年が経過しました。

本当にあの時を知る人は減ってしまいました。

戦後70年あの戦争はもう歴史の域に達しています。

ですからこそ、本当に貴重なお話をお聞きしました。

京都霊山護國神社みたま祭 93歳の高齢とは思えないお元気な姿でお話をされました。




内容は動画のとおりでした。

加藤さんのお話では

・もう世界戦争は起こらない、核兵器がある以上、世界戦争が起これば地球は破滅する
・しかし局地的な戦争は起こる可能性はある
・戦争をやるなら必ず勝たねばならない、武士道に反しようが、どんな卑怯な手を使っても
・勝てば官軍だ、負けたことから日本の裏の部分しか強調されない

このようなお話でした。

 勝てば官軍、まさにその通りだと思いました。
 
 歴史は勝者が作る。勝者が作った歴史には主観が入る。

 敗戦国日本が受け入れなければならない事実もありましたが、自虐的日本史を無理に受け入れ

る必要性もないものだと感じました。

 この慰霊祭では、さらに宮司の方が心に響く戦地から父が帰ってきたお話をされました。
 
 またこの慰霊祭の後に加藤昇さんを囲む会がありまして更に貴重なお話をお聞きしましたが

またこのお話は後日のブログでお伝えしようと思います。