僕は高校一年の時早気という病気を患っていました。
弓道初めて半年くらいかな?
一年生大会あたりの話。
ちょうど的前にも慣れてて、的中率が50%を超えた頃、早気になりました。
先輩にいくら注意されようが
「中るからいいやん
」

と思い、全く治す気がありませんでした。
口割りにきたら離す。
今考えるとありえないくらい早かったです。
当然、スランプに陥り全く安定しないようになりました

当時の顧問は弓道未経験だったので克服方法が分からず、治りませんでした。
2年になると、弓道経験者の顧問になりました。
「早気の奴はどんなに中っても試合に出さないから」
ああ、本格的に治そうと思いました。
やったことは3点
・的中を完全に捨てること
・会やるべきことをすること
・素直に指導者の言うことを聞き入れること
です。
治療には約1ヶ月かかりました

的中を完全に捨てる
これが一番つらかった。
的前に立って的中を意識するなってのがそもそも難しいのに、的中すら捨てろと

「短期的に今この瞬間の的中を追い求めるのか、長期的に安定した射を手に入れるのか」
って話だったのですが、初めは分かりませんでした。
結局は、一瞬治っても的中を意識すると早気は再発してたので、安定するまでは的中を捨てるしかないんだなと思いました。
会でやるべきことをすること
皆さん、会で何をやってますか?
僕は
・狙いを定める
狙いの微調整をするのが会かなと。決して大三ではない。
・伸び合い詰め合いをしっかりする
的方向に押手をしっかり伸び、的と反対方向に勝手の肘を伸び、めいいっぱい伸びきる。
身体の隙間?見たいなところを詰める感覚。
・自分自信と戦う
全部やりきった?ほんとにそれで大丈夫?
今離して後悔しない?やりきった?
素直に指導者の言うことを聞き入れること
指導者の言うことは素直に聞き入れ実践しましょう。
騙されたと思ってそのまま実践すること。
的中が欲しければあなたの変なプライドは今すぐ捨て去るべし

長くなりましたが、こんな感じの事を実践しました。
結構考え方の方が多かったですね。
感覚やイメージも大事なのでぜひ実践してみてください。
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次回は「安定した的中を得るためには射型を整えるべし」について書こうと思います。