前回は、師僧の探し方を書きましたが。師僧は一生のお師匠さんです。焦らずに、いろんなお坊さんに会って、理屈ではなく相性で感じて決めた方が良いと思います。我が師は、失敗も何もかも受け入れてくれ、余程の間違いの時のみ、厳しく指導されます。弟子一同、伸び伸びと修行をさせてくれます。

 

さて、師僧が決まれば、修行道場等で数ヶ月から数年、宗派によってはもっと短いかもしれません。各宗派のお坊さんや宗門がホームページやブログで修行について書いていますのでご参考にして下さい。

 

私自体は62歳で出家し、まだ現役で働きながら、土日のみお寺で修行をしています。そんなことができるのも、寺が単立(宗門に属していない)で、理解のある住職だからです。仏教塾の先輩に65歳や70歳を過ぎて禅宗の修行道場でのきびしい修行を終えた方もいます。

 

発心すれば必ずや道は開けると思います。