2006年、月は覚えてないが、この年にゴロ〜さんは産まれた。
母親のタマちゃん。
タマちゃんの母親コミケさんが亡くなる時にタマちゃんは家出中だった。
コミケさんが亡くなって数週間後にタマちゃんが戻って来たのだが、その時にタマちゃんは身篭っていた。
それで産まれたのがゴロ〜であった。
だから私達はゴロ〜さんはコミケさんの生まれ変わりだと勝手に思っていた。
あどけない顔をしている。
いつもタマちゃんの後をくっついていた。
でもこの頃、楽しかったのだろうな。
でも母親のタマちゃんには気を遣っていて、いつでも遠慮を忘れなかった。
食事もタマちゃんが食べ終わるまでは待っていたし、椅子の上で寝ているタマちゃんを邪魔する事なく下で見つめていた。
上の画像は逆になっているが・・・。
珍しいパターンだ。
2014年にタマちゃんが逝去してからは一人で実家の母を支えてくれた。
ゴロ〜さんは一人ぼっちになってしまったがマイペースで実家の母と暮らしていた。
16年間、実家の出来事を見て来てくれた。
父が亡くなった時も精神的にゴロ〜さんに救われたと母は話す。
淋しい時、落ち込んだ時、必ず近くに居て母を見てきてくれた。
そんなゴロ〜さんが痩せて来たのは高齢になったからかと思った。
毛並みも悪くなってきたし・・・。
それでも餌を食べてくれたからまだ安堵な気持ちでいられたのだが・・・。
徐々に食べる量が減って来た、
食べてくれよ。
でも私が実家に行くと、奥の部屋からノソノソと出て来てくれる。
それが私には嬉しかった。でも日に日に弱って行くゴロ〜さんを見るのは辛かった。
なんせ16年間過ごした盟友なのだからな。
私が来ても奥の部屋から出て来ない。
部屋に行くと弱々しく寝ている。
名前を呼ぶとかろうじて尻尾を左右に動かす程度。
お別れの時が近付いているのかな?という恐怖心と餌を食べて体力が付けばまた元気になるさという希望が交差する。
最後の晩は、私はゴロ〜さんに今までありがとうとお礼を言った。
癒やしをくれたし、慰めてもくれた。
何よりも母を見てくれた。
父亡き後、母を精神的に支えてくれた事に感謝して最後の抱擁を・・・。
ゴロ〜さんは最後の力を振り絞って立ち上がり私の方へと歩いて来ようとしたが崩れてまた寝てしまった。
でもその時に「ニャ~❢」と枯れた鳴き声をあげた。何となくお別れの挨拶のような気がした。
本当にありがとう、ゴロ〜さん。
さようなら













