樋口鼎乎

樋口鼎乎

樋口鼎乎です。書道家をしています。
作品のこととか、日々のつぶやきがメインです。

Amebaでブログを始めよう!

「日本にもバカンスをつくって経済を活性化させるために、江戸時代まで使用されていた『うるう月』の復活の提案が国会で提出されたらしいよ」

というエイプリルフールねたを一所懸命考えてつきまくったのに誰もツッコんでくれずスルッと信じるという、甚だつまらない展開になった4月1日でした。

そして、「小難しすぎて面白くない」と評されるという……。ウソって加減が難しいです。

というどうでもいいネタの報告がメイン記事ではありません。

今年も無事県展入選いたしました。

展覧会にも相性というものがあるのか、いつも県展の成績は散々たるものなんですが、今回入選。

しかも今年の作品は過去最大のスランプど真ん中で書いたものなので感慨もひとしおです。


スランプなんてものはほぼ経験したことがありません。

まぁ、日によって書ける日もあれば書けない日もあるし、練習してアドバイスもらったらそのうち書けるようになるだろう、がスタンスなので、スランプにもなりようがなかったとういうか。

が、今回は精神的スランプ。書いても書いても集中力が続かない。

これほど産みの苦しみを体験した作品はありませんでした。

日展の時は逆に一分一秒が惜しくて書いてギスギスしていますが、今回は真逆でギスギスしてました。


大変な思いをして書いた作品なので、色んな人にお礼を言いたい。

ありがとうございました。


さて、本日は三重県書道連盟の総会。

今日の総会にて理事に就任します。


期待に応えられるよう、がんばります。


春の嵐の中にて。

3月は東日本大震災から一年を過ぎて色々な報道がありました。

胸の痛む映像やこんなにもガンバっている人がいる、といった内容が多かったですが、

この時期に誕生日や記念日を迎えた人も大勢います。

去年のこの時期、東北に住んでる同級生の結婚式が出来るのか出来ないのかで逡巡されていました。

実際式ができてよかった。本当に良かった。


あらためて、震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

そして、3月によいことがあった方たち、おめでとうございます。



さて3月は奈良の雪心展にて作品が展示されました。

やっぱり甲骨は珍しいのか、色んな人から制作方法を尋ねられました。

まだまだ素人くさい作品でしたが、作ってよかったです。


次は読売展です。ファイト。



3月の半ばに東京の出光美術館に行ってまいりました。

目的は高野切1種2種3種同時公開。

全部を同時に見ることができるなんて、なんて豪華な……。

会場では高野切のみならず、小島切・香紙切など名品ぞろいで、出光美術館、なんて収集力……と簡単いたしました。

それにしても1000年近く前の作品もあるのに、さほど色があせていない。

墨は腐敗しにくいのですね。


それと、伝作品の多いこと。「伝聖徳太子 平安時代制作」には笑っちゃいました。

ここまできたらご愛敬ですね。

素晴らしいものを見させていただきました。


ちょっと告知。8月11日に総合文化センターにてLine2を開催いたします。

書道と音楽と漆工芸と着物のコラボ。

私達も全然全容が分かりませんが、ご来場お待ちしております。


先日花見をいたしました。

春爛漫で気温もあたたかい。

新学期も始まり、年間のスケジュールを確認して過ごしています。


新しい年度、皆さまにとりましても、新しくよい出来事がありますように。

そんな言葉はもう一か月前にすたれてしまいましたが、こちらでは活用させていただきます。


年末年始は展覧会の製作で、休んだ気がちっともせず、

年始以降は年度末進行でバタバタとしていたら、インフルエンザにかかってしまいました。


友人からは「流行に乗るのは大事です」と励ましメールが来ました。


三重はニュースでも取り上げられるくらい多かったのですが、今は皆一通りかかったというところでしょうか。


甲骨の作品は骨の状態がいまいちだったので作品もいまいちでした。

あとは野となれ山となれです。

はぁ……。


さて、今現在市役所で父の展覧会が開催されています。

市内の町名と、その名前の成り立ち、現在の特徴を、調和体の作品にして展示しています。

書道の展覧会といえば、読めない、が一番多く聞く声だったのですが、今回は「読む書道作品」。

確実に楽しめるものとなっています。

新しい試みですね。


同じく父のお話ですが11月に取材があったNHKの番組が1月末に放送されました。


http://www.youtube.com/watch?v=3TdvGZ29hlk


Jurny in Japan Suzuka です。

鈴鹿墨を前面に出した内容です。

ただし、外国69カ国に配信された番組ですので英語ですよ。

英語のお勉強も兼ねてご覧ください。


さて寒い日も続きます。

雪もたくさん降っているので、雪の季語や名称の本、雪の結晶の本、オーロラの本などを読んで過ごしています。

なかなかおつな夜です。

皆様も寒いながら寒さを楽しむ夜をお過ごしください。


メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!!!


海外の友達とあいさつする時、この時期はこのように声をかけます。


日本では「メリークリスマス&あけましておめでとうございます」

だと、少々具合が悪くなりますね。

クリスマスとお正月ではテイストが全く違うからというのはきっと皆わかっているのでしょうけど、

つくづく日本は忙しない時期です。

昔も今も、結局師走ですね。


さて、長らく間が空いていましたが皆様お元気でしたでしょうか。


10月からこっち、みっちり仕事とちょっとした作品製作オフ期間を、のんびり過ごしていました。

仕事だけすればいいというのはとっても気持が楽ですね。

しかし、締め切りがないといつまでものんびりしてしまうので、今はワタワタしています。

今年の雪心会展臨書では骨をほろうと計画中です。


12月に今井先生の偲ぶ会が京都駅ビル内のホテルグランヴィアにて開かれました。

それはそれは盛大で、先生の残された作品や題字がすっきりと展示されており、

先生の清廉な姿勢が表れているようでした。


式の最後に御挨拶されたご長男さんは書道はされていないのですが、

それはそれは先生に生き写しで、声もしゃべり方もご本人かと思うような佇まいでした。

そして「精進してください」とおっしゃられた時、きっと古参の先生方ほど胸に迫るものがあったのではないかと思います。

私はまだ新入りですが、一つ一つ周りの先生方のお話を心にとめて生きていかなければならない、と思ったひと時でした。


時間の流れと言えば先日皆既月食でしたね。

私も外に出て眺めては寒いと中に入り、また外に眺めに行く、と大変落ち着きのない見かたをしていました。

時間が経過するにつれ、まわりの星が輝きだし、月はその表面を赤く染めていきました。

その時ふいに「地球とは宇宙にあるのだ」と実感しました。


知識を仕入れるのはとても好きですが、実感とは知識とはなかなか同時に入ってきてはくれません。


この赤い月は、星で、球体で、宇宙の中にあって、この地面もただ宇宙にぽつんとあって、あのオリオン座も黒い世界に一つずつあるんだ。

そんな実感でした。

まるでヘレン・ケラーが水の存在を理解した時もこんな感じだったのではないのでしょうか。


知識と実感は違います。

知識も大事ですが、経験していろんな実感を持つのは本当に素晴らしいことなのです。


それでは皆様もメリークリスマス&よいお年を。

日展は今年は残念ながら落選でした。

この年齢では落選の方が当たり前ですので、また一年、基礎から少しずつ勉強していきます。




先日「ボクらの時代」にて、宇津井健さんが出演されていました。

その中で「役が偉いのであって僕が偉いわけではない」とありました。


この言葉はすとんと胸に入って、私にとってかなり衝撃的でした。


文字は人の心を表すといいますが、プロになればなるほど様々な文字をかき分けせねばならないので、

文字そのものが人格を表すなんとことはそんなにありません。


もともと素人の方でも「大胆な」「慎重な」「神経質」など大まかな性格はわかるにはわかるのですが、

人格的に優れているか優れていないかなんて、文字を見ただけではわかりようがありません。


文字は文字、人格者は人格者。


字が綺麗だからといって人格者とは限りません。

事実、歴史上の書道家達でもむちゃくちゃな人も多いです。


人格を鍛えるのは、それこそ日々の過ごし方、対人関係で築かれていくのではないでしょうか。

コツコツ鍛えていくという点では共通ですね。


まぁ、字が汚いより、字が綺麗な方が好印象を与えるのは確実ですが。(笑)

かなりお久しぶりです。お元気でしたでしょうか。

この一カ月は作品制作シーズンでした。

まぁ、今も〆切前一週間ですが…。


8月末の一門展では多くの方にご来場いただきありがとうございました。

最後の方は台風とぶつかったものの、835名もの方が来ていただき、感謝感謝です。


9月に遅い夏休みをとって、高校の同級生と軽井沢へ旅行に行ってきました。

台風がこないところを選んだのに、がっつり通り過ぎてかなりハラハラしました。


軽井沢では、ナビに道を騙され、信州そばをすすり、馬に揺られ、オシャレな雑貨を衝動買いし、

ロッジ風のレストランで方言談義を繰り広げ(『とごる』は全国区の言葉ではないことを初めて知りました)、

ホテルでは予約していた部屋がなく値段据え置きのままスイートに泊るというなんともステキな旅行でありました。


かの地は中学の修学旅行先で、当時「なぜ国会議事堂にいかないのだろう」と少々不服でしたが、

やっぱり軽井沢は魅力的な町だと再認識しました。

木造の教会も当時のままで、懐かしく、あのころでは気がつかなかった素敵さに触れたような気がします。


そして9月だというのに夜の息の白さ、ひざかけ、ストーブ。

いつもと違う気温に遠いところに来たのだと、それだけでも楽しく思えるのが旅行なんですね。


また、旅行に行きたいと思いをはせる午後です。


さて、それでは作品制作に戻ります。


今日はいい天気。近隣は皆運動会で、本当に良い日です。

運動会は10月がちょうどいいです。


先日の三重県書道連盟展ではたくさんの方に作品を見ていただき、この作品は大変幸せモノでした。


読売展の結果が届きました。

秀逸でした。


今回も名古屋にて作品が展示されますので、よろしければご高覧下さい。



先日、『ふたり』を見ました。

宮崎駿・五郎親子の 内容でした。


なんだか、学生の時の自分を見ているようでした。

今でこそ親子書道家といわれても平然としていますが、やっぱり自分の作品世界を固定させるまでは自信がなくて隠れるように書いていたように思います。

やっぱり20才のときに中山文字で行こうと決めたことは大きかったです。

自分は本当に運のいい人生を送っています。

金曜日から日曜日まで総合文化センターにて三重県書道連盟展が開催されます。


今回も特別賞をいただきました。


今回の作品は長恨歌全文を書いています。

よろしかったらご高覧下さい。

7月26日に今井凌雪先生がお亡くなりになられました。


先生と最期にお会いしたのは去年の初冬の頃、奈良の病院でした。

長い闘病生活も終わり、今は安らかになられたことと思います。


先生のご家族や身辺のお世話をされていた方々、畏敬の念を捧げます。




今井先生は私の父の師でもあり、大学院を出てから門下に入りました。

そのころ先生は既に80をこえられ、私の作品は二度だけ批評していただく機会に恵まれました。


一度目は「なおすとこなんてどこもない」とおっしゃられ、びっくりしたのですが、

二度目は「あんたさん、なんでこんなに勉強できとらんのや」と1時間近くにもわたって一字一字事細かに指導が入りました。


つまり、一度目は小さい文字過ぎてよく見えなかったのだろう、ということでした。


その後先生は入院され、一度だけたまたま作品を持っていたので広げると、鋭い目つきになり色々お話をされました。

明確に何をおっしゃっていたのかわかりませんでしたが、先生の指導姿勢は最期まで熱意を持っていたのだとわかった出来事でした。


白川静先生もお亡くなりになる前年の講演会に参加しました。

初参加でした。

講義を生で聴けたことはいまでも大切な出来事です。


書道史に名を残すであろう人と出会えたことは、歴史に触れた瞬間のように思います。

こうして歴史は続いていくように思います。


先達との出会いに恥じないように日々精進していきたいです。

朝夕が涼しいです。

両親が「お盆過ぎのような気候」と言っていました。

確かに梅雨も猛暑も台風も早かったですね。

通常通りはセミぐらい?でしょうか。

秋も早く始るのでしょうか。


気がつけば7月も終わり。

読売展も出品し、連盟展も締め切りを迎え、日展作品にとりかかっています。

おそらく、こんな感じで8月も終わるかと思います。


先日、ノルウェーの友人家族が来日しました。

バーベキューしたり、弓道体験したり、いろいろ楽しく遊びました。


しかし、ノルウェーであんな事件が起こり、大変痛ましく思いです。

私自身二回現地に行き、楽しい日々を過ごしました。

あの、穏やかで物静かな国になぜあんな事件が起きたのか、不思議でなりません。


日本のために多くのノルウェー人が祈ってくれたと聞きました。

私もノルウェーのために祈ります。


Prey for Norwey