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樋口鼎乎

樋口鼎乎です。書道家をしています。
作品のこととか、日々のつぶやきがメインです。

先日読売展の作品を表具屋に発送しましてやっと精神的に余裕が出ました。

まぁ、7月中にあと二つ仕上げる予定なので余裕が持てるのは今日ぐらいですが。


さて、先日「貴女はどんな練習をしているの?」と尋ねられました。


私の作品はかなり斬新ですので、さぞかしアーティスティックな練習と制作をしているのかと思われたようです。


実はこのような質問をよく受けるのですが、別に特別なことなどやっていません。

基礎基礎基礎基礎……9割以上基礎をやっています。

つまり臨書ですね。

ある程度になったら臨書じゃなくて創作だけでやっているのかと思われる人もいますが、臨書ができなくなったら書家生活は出来なくなります。


なぜならば過去の書家の数だけ技があり、80歳まで生きると仮定して、あと50年で書道史4000年分を訓練しなければなりません。

時間は圧倒的に足りないです。

なのに「もう臨書は十分」なんて果たして言えるのでしょうか?

少なくともまだ書道人生30年弱の人間には言えません。


ですので、日々さまざまな作品の臨書をして、合間に創作をするのが理想的です。


ただ、創作で気をつけていることは、精神をフラットにすることでしょうか。

完成するまでは日によって上がったり下がったりしないように同じ曲をひたすら聴き続けたりします。


ちなみに今はJINサントラで制作していますよ。

最終回はちゃんと号泣しました。(笑)

相変わらず落ち着きのない日々を過ごしています。

もっとゆったり余裕をもって暮らしたいのに、なぜこうもバタバタするのか。

もはやこれは性分だと諦めてきている今日この頃。


みえ県展では多くの方が投票してくださりありがとうございました。

一位ではありませんでしたが、結構な票をいただいておりました。

本日も「あなたの作品見たわ」と声をかけていただきました。

去年の作品も見て下さっており、記憶に残る作品として一人でも多くの方が楽しんで下さったことが、嬉しく、恥ずかしい気持ちです。


先日高校の同級生がチャリティコンサートをするというので、津の教会に行ってきました。

彼女はピアノです。フランスに留学していたので華麗なフランス曲が得意なお嬢さんです。

このチャリティーでは津の合唱団「EST」というグループがトリを務めました。

この「EST」が本当に素晴らしい!!!

こんなに素晴らしい合唱を聞いたのは初めてでした。

驚愕より衝撃に近い感情。

とんでもない芸術にぶち当たったような、そんな愕きでした。

機会があればもっともっと聞きたいです。


あとで世界ツアーもしていると聞いて、納得。

それだけの実力をそなえたグループでした。


とんでもない芸術に感銘を受ける感覚はすごく好き。たまらない。


先日他界された児玉清さんは「素晴らしい本にぶち当たりたいから本を読み続けている」とおっしゃっていました。

私も素晴らしい芸術にぶち当たりたいから、書道だけでなく様々な芸術の場に出て行っているような気がします。


先日30歳になりました。

20になる前もジタバタして「何かをしなければ」という思いにかられ、フルートをはじめました。

技術的には………まぁ、自分で楽しめればいいかな……。

30歳は割合気持ちの準備をすすめていたので、さしてジタバタせずにすみました。

次は40です。

どこで何をしているんでしょうか。全く想像もつきません。


現在みえ県展にて作品が展示されています。

今年のこころみとして、一般の投票によって賞を選ぶイベントがありました。

全国的に見ても珍しい企画なので、今後どう変化していくか見てみたいです。


さて現在読売の作品制作中。

また、少し変わった紙に書いているので楽しみにして下さると幸いです。


久々の梅雨晴れです。

皆さまにもよい日でありますように。

「誕生」の後ろには「!」をつけるのがミソです。

先日、大学の後輩と奈良で展覧会を二つ見て、勉強会(杜甫と李白の出会い)に参加してきました。

展覧会はどちらも充実していて、あ~~もっと勉強して、筆の遊び心も研究しないとな~~と反省。


そのあと散歩して、大仏殿の近く、国立博物館から道路はさんだ反対側に「万葉ひろば」なるものができていまして。
お食事どころも完備されていました。
大仏殿側にあるカフェに入ると美しい藤の滝。華やかな藤を見ながらのご飯は格別でした。

ご飯後、国立博物館の「誕生!中国文明」展へ。

基本的に2000年前後に発見された遺跡が基準でした。
古くても1980年発掘だから、まだ見たことがない内容が多くて感激!!
院の時に書いた論文にかかわる内容が多々あったので、嬉々としてみていました。

あまりに嬉しそうにみていたので、たぶん、変な人に間違われたと思います。


展示は伝説の王朝「夏」遺跡(と思われる)ものも3つだけありました。
まだ断定はできませんものね。
「おそらく夏王朝」という枠で展示されていました。

あと、殷滅亡周誕生にかかわったとされる人物の墓が発見されたらしく、その遺品群も展示されていました。
それはそれは美しかったですよ。
象嵌が本当に綺麗でした。

なんでこんなに象嵌が残っているのかと思うぐらい緻密な線で、使っている筆はなんだろうと思いをはせました。
これが一体誰なのか、早くわかるといいですね。

本当に行ってよかった展覧会でした。

今年、無事入選いたしました。

支えて下さった方、応援して下さった方、ありがとうございました。

県展は21日からスタートです。


今年の県展は21日~28日に来場した観覧者は自分の好きな作品に投票ができるとのことですので、ゼヒ期間中にいって参加してみて下さい。

好きな一作品に出会いに行きましょう!!


では、私は今日は漢文の勉強会と書道の展覧会と「誕生!中国文明」展のトリプルイベントに行ってきます。

幸せな一日です。

高校の友人が山形に嫁ぐことになり、東京と山形に行ってきました。
地震が心配でしたが、4日間の内地震に遭遇したのは0回。肩すかしをくらった気分です。
地震の数が減ってきたのなら、それはよろこばしいです。

さて、新幹線で東京へ。
東京は相変わらず人口が多かったです。島民の人数じゃなかったです。
新幹線の改札では人だかりとテレビカメラが。東北新幹線の全線開通だからみたいです。

一路書道博物館へ。よい拓本が満載で何時間でもいられそうな内容でした。
意外と隷書は筆意が強い!蔵鋒が力強いですね。収穫がいっぱいです。
しかしここはなぜラブホテル街のど真ん中にあるのか、実にナゾ。
書道博物館から国立博物館まで徒歩で移動。東薄は改装したのかとても視覚的に高級感がましました。
刀剣のコーナーですごく解説上手なお客さんがおり、横でフンフン盗み聞きしました。知識レベルが上がった!
個人的にはハニワに大変感動しました。表情が豊かで、素朴な日本そのまま。
奈良に入ると中国文化の影響が色濃いので、日本独自の空気感がハニワにあってステキでした。

その後敷地内の木陰でまったりしていい気持ち。友人とおちあってミットタウンへ。
ここは文具用品&キッチン用品が充実していてとても楽しい。一流の文具は芸術の域です。
夕方には芝生でソーセージ片手にゴロン。ここ空も広いし、お気に入りです。

樋口鼎乎
翌日、地元の友人と東京駅でおちあって山形へ。
福島はまだ復興途中なのか屋根にビニールをかけているところが多かったし、福島駅は乗り降りする人が少なかったです。
その人数が普通なのかは分からないですが、妙に静けさがあって、胸が痛かったです。

山形は太い根っこの大木ようなどっしりとして静かな空気のある県でした。
翌日は結婚式なのに筋肉痛覚悟で山寺に登山し、「夏草や岩に染みいる蝉の声」の「岩」を見ました。
夏は確かに賑やかそうな山でした。確かに染み入りそう。

樋口鼎乎
夜は花嫁含む高校同級生メンバーで焼き肉へ。ウエディングドレスをきる前日に焼き肉でいいのかはさておき、懐かしい話をいっぱいしました。13才~18才まで一緒だったもんね。
翌日は友人の結婚式。の前に、山形城跡へ。桜が満開で本当に美しかったです。上は満開、下は桜色、目の前は桜吹雪でした。式は滞りなく、楽しく美味しく過ごせました。

樋口鼎乎
帰りは飛行機。
上から見るとまだまだ雪深い東北でした。窓からは雪山の向こうに富士山も見えました。

樋口鼎乎

三重は通常通りで、愛知は通常通りで、山形も通常通りで、東京は節電などでちょっと混乱しているイメージでした。地方は強いなやっぱり。
色々な思いを持った旅でした。きっと忘れないだろうな。

この数週間で新しい生徒との顔合わせが終了しました。

楽しい一年をお互い過ごせるとよいですね。

友人関係も新しい人、が今年は多かったです。


Line2の話し合いも始ったし、今年の春は始まり事が多かったです。

色々な初めてがあったので、きちんとゴールをきれるように過ごしたいです。


それとゴールデンウィークは東北に行ってきます。

高校の同級生が東北に嫁に行くことになり、結婚式に出席してきます。

このような時期ですのでするかしないかでも分かりませんでしたが、無事とり行われることになりました。

新幹線がまだ不確かではありますが、無事開通の見通しもたったので一安心です。

帰りもチケットがなんとかとれました。

復興をめがけて関東・東北が毎日毎日何かしらがんばってことを進めていると実感した日々でした。


当日はしっかりお祝いしてきます。

と、ラジオから毎日のように聴いていたので、ゴッホになるための道を見に「ゴッホ展」に行ってきました。

(もちろん、キャッチフレーズだけじゃなくて平井さんのテーマソングも素敵です)


友人と二人で名古屋市美術館を目指して歩いていると、名古屋科学館前に遭遇。

中に入るだけで2時間待ちだそうです。聴いただけでエラくなる……。


友人は生物科学が専門の人なので、ほとぼりが冷めたころに行こう、とその場で約束しました。

日本一の大きさのプラネタリウムも魅力的ですもんねぇ。


さてゴッホ展はそれはそれはスゴイ人ごみでしたが、正倉院展になれている私にとっては三重の人だかり位なら平気でした。

最初は色の暗いトーンが続きますが、亡くなる前は全くテイストが違いますね。

たった10年で人間はここまで進化できるのかと、驚きました。

アルルの部屋の模型がありましたし、年表や手記の紹介もあって、より心理的な流れがわかったような気がします。

学芸員さんのわざですね。素晴らしい。

前に美術系の本(色彩効果とかゴッホの主題とか)もいくつか読んでいたので、より深く楽しめました。


感想としては、ゴッホを見ると宮沢賢治を思い出す。

ついでに言うと、ドビッシーなどフランスクラシックを聴くと中原中也を思い出す。


根底が似ているというか、何とも言えない感覚の類似があります。


そのあと友人とそれはそれは美味しいスンドゥブチゲをいただきました。

スンドゥブは初めてだったので注文するのも一苦労で楽しかったです。


彼女とは仕事や教育や政治や歴史やオールラウンドで話すのですが、今回は震災のことで様々な話をしました。

胸が痛む出来事だということと同時に、ここで東南海地震が起きたら私達はその時ちゃんと行動できるのか。

どういう立場になって、どうするんだろう……。と考えさせられました。

今回の震災では地震中やニュースが入ってくるまでの地震後の行動はよくなかった。

もっと機敏に行動しなければならないと反省。


最近は夜も暖かくなってきました。

国外に出ていた友人も無事帰ってきましたし、実家に避難していた知人も無事帰って行きました。


少しでも満開の桜が心に傷を負った方の癒しになりますように。

半月の間に県展の〆切と奈良の雪心会展があり、それなりに忙しく過ごしていました。


新年度が始まるので、その準備と来年の計画にも頭を悩ましています。

こうやって日々しなければならないことがあるというのはいいものですね。


連日テレビでは震災のことが報じられ、胸の痛む日々ですが、

正月の「なんでもない日々をがんばる」をモットーに過ごしています。

色んな友人と話しもして、正しい情報を得ていれば怖くない、と実感しました。

大丈夫大丈夫。


4月が始まったら読売展・連盟展・日展・市展・雪心会展・県展と怒涛の日々が始まります。(あと細かいのがいくつか)

今年度も体を壊さず、楽しく仕事をし、趣味を満喫し、いい作品を書いて皆に喜んで貰えるといいなぁ。


5日経ちました。

まだ5日、もう5日。

現地の方の心労が思われます。


私の知り合いは皆無事でした。

今回のことでSNSの強さを体感しました。

関東の友人達、海外の友人、海外から現在日本に来ている友人。

彼らとの連絡のやり取りで、ツイッター、Mixi、Facebookがフル活動でした。


茨城の人と昨日話をしたのですが、内陸部も避難生活を強いられているそうです。

まさしく被災地域は「東日本」です。


西日本は東日本の復興まで日本を支えていきたいです。