旅の一番の目的と言える、ベルリンの壁跡を朝から見に行きました。
現在ではきれいに整備され、壁の跡は殆ど見られないとガイドブックにも書かれていたのですが、
その中でもオリジナルの壁がまだ存在し、当時の雰囲気を残しているBernauer Str.沿いに行きました。
ホテルのあるオラニエンブルガー駅からSバーンに乗って1駅のノルトバーンホフ駅下車です。
Bernauer Str.沿いには、当時の状況などを詳細に説明されている「壁記録センター」もあります。
着いてすぐ、壁跡の石畳が現在の道路を横断していました。

そして、いざ見学です!

オリジナルの壁を見て、感動という言葉は適切ではありませんが、
やはり心揺さぶられるものがあります。
ちなみに、オリジナルの壁の延長上に連続して立っている鉄のポールは、
壁がそのように建っていたことを再現したものです。
オリジナルの壁も現在では鉄筋があらわになっている部分もあり、年月の流れを感じます。

壁は、無人地帯(監視エリア)を挟んで2つの壁から構成されています。
東西ベルリンを隔てたメインの壁と、もう1つは東側から西側へ行こうとするのを
より強化して防ぐための東側にある無人地帯の手前にある壁です。
現在その無人地帯は芝生が植えられており、当時のリアルな状況を体感することはできませんが、
詳細なパネル資料や音声ガイドにより、無人地帯の監視設備や状況を知ることができます。



無人地帯跡には、そこで命を落とした人たちの名前と写真が残されていました。

下の写真は、壁記録センターの屋上から見た無人地帯の様子です。

当時の状況や人々に思いを馳せ、感慨深いものでした。
ただ、その哀しいドイツ分断、ベルリン分断の歴史も、それ以前にはユダヤ人虐殺や他国侵攻による
大戦勃発があり、そして敗戦、冷戦(資本主義対社会主義)があって・・・。
そう考えるとまた感慨深いです。
でも実際に行ってみて、そういった歴史により興味を持つ良い機会となりました。