経過2日目 ベセルナを塗ったものの

解ってはいたものの、変化なし。ただ朝、お湯で流した感じだとちょっと患部がポカポカする感じがしました。

 注意喚起

 民間療法の中には、なんの医学的根拠もないものが世の中溢れてるなと今回思いました。

 なので民間療法はしないようにしょう!

 中にはアフィリエイト目的に自分はこのクリームの組み合わせで治りましたなんていうブログもありましたよ。悪いやつだなあって思います。

 中身を見てみるとプロペトやワセリン(大体、塗り薬の濃度を薄めたいときに混ぜたりする)と抗生剤とマヌカハニーでした。ウイルスに抗生剤は効きませんしマヌカハニーなんてもってのほか(笑)知識のない人達を騙して許せないです。

 

 自分が患者さんの側になってみるとこんなにも心細いものなのかと改めてわかりました。話を聞いてもらい、共感してもらうだけでも助けになります。


 気持ちがわかるからこそ、なかなか治らない疾患だからこそ藁をもすがる思いでいろいろ調べてる人を騙して!!許せません!


 自身の感染経路・原因

 自分は一般的に性病と呼ばれているこのボーエン様丘疹症に心当たりがありません。潜伏期間は3-8ヶ月ほどでちょうど今付き合ってる彼女と付き合った時期と同じですが、彼女はHPVワクチン(←幸いこのワクチンはボーエン様丘疹症も予防してくれるそうです。)を打ってますし、イボもなく感染経路はここじゃないと思ってます。

 症例として瞼にコンジローマができた症例やサウナで感染ったという症例も見かけました。HPV自体がどこにでもいるウイルスなので一概に性病とは言えないのかもしれません。

 自分はブラジリアンワックスで毛を全部抜いたりしてたので、さらに温泉が好きでよく友達と行ってたのでもしかしてらそれでうつったのかなとか考えてます。

 HPV罹患は レーザー治療煙で医療者が感染する場合もあるそうです😱※1まさか煙からも!?そんな〜円錐切除術のオペとか余裕で入ってたよ。泌尿器科も回ってたし、、、もうどこで感染ったとかまじでわからんな。大概が自然免疫で排除してるんやと思うけど、、運が悪かった。

※1齋藤康一郎「ヒト乳頭腫ウイルス感染の現状と新しい展開:―喉頭乳頭腫を巡る現状と現実的なアプローチ2013―」より


 HPVワクチン

HPVワクチンは感染してから打っても効果がないそうです。狂犬病ワクチンは発症するまでにワクチンを打てば効くのになあなんて残念に思いました。ラブドウイルスはそもそもRNAウイルスですし、ウイルスごとに違うのは当たり前ですが、、、どのみち自分は発症してるから手遅れか、、、


ようは免疫が体にできればイボが治るわけですから、ワクチンで治ればいいのになんて幻想を抱いてました。世の中そんなに甘くないですね。


 男女ともに、すでに性交渉の経験があっても26歳までは接種が推奨されます。接種回数は日本は3回ほど。世界的には2回。


心配だなあ。ちゃんと打ったかな、、、


HPVに既に感染した既往がある人でも新たなHPVウイルスの感染を防ぐメリットや、別の部位の感染を予防する効果がある


よし今度打ちに行こう!治るかもしれんし!

  

 おすすめのサイト

この疾患の治療法や向き合い方としておすすめのサイトを2つ紹介します。


【ベセルナクリームの患者マネジメント】

https://www.urodoc.jp/cyclopedia/archives/232

↑こちらのサイトはベセルナクリームの効果と他の治療方法との比較が載ってあり凄くわかりやすかったです。


【僕の性病(尖圭コンジローマ、ボーエン様丘疹症)闘病日記】

http://bowenoid.blog.fc2.com/

↑こちらのサイトは皮膚科医の間でも密かに話題となってます。患者さんが自分でボーエン様丘疹症の経過を写真とともに載せてるブログです。


ボーエン様丘疹症の治療には強い根気と丁寧な治療が必要なのだと思いました。


頑張ります!