ボーエン様丘疹症と診断されて約2ヶ月が経ちました。このブログを開設するにあたって少しでも多く方の助けになればいいなと思います。



 これまでの経過

最初に行った皮膚科A医師の治療法は、広範囲に液体窒素をつけてみて、白くなればそこは正常組織に見えても、病変部だといって液体窒素をつけていました。

1ヶ月経っても、治療するたびにまた新しくイボが出来てました。


セカンドオピニオンで皮膚科B医師では、正常組織に液体窒素をつけるとそこにまた感染を起こすので限局的に丁寧にやってくれました。新しくイボが出来ることはありませんでしたが、液体窒素を初めて2ヶ月経っても、大元の大きなイボが消えることはありませんでした。(ベセルナクリーム治療へ変更しようと言われ7月から開始しようと言われましたなぜその時、処方してくれなかったのかわかりません)


今日は泌尿器科に行って、外科的切除が出来ないか相談しに行こうと思います。→今泌尿器科ではこの疾患は見てないそうです。皮膚科に頼むしかありません。最悪な気分


 液体窒素治療

ガイドラインでは、疣贅とその周囲の部分にハローができるように3回ほど液体窒素をつけると効果的であるとありました。また3週間以上治療期間を空けることは望ましくないそうです。また2週間毎と1週間毎とで治療効果に有意差が出なかったことから、保険適応は月に4回までと制限があります。


 自分調べ

ベセルナクリーム治療は16週間、イボが消えたとしても継続することが推奨されてます。

また、治療の効果がでるのが遅い一方で再発率は低いそうです。完治する確率は男性が50%弱、女性が79%これは女性の方が罹患する年齢が若いからだそうです。


外科的切除は治療効果がでるのが早い一方で、3ヶ月以内に再発する可能性が25%だそうです。


 ヒトパピローマウイルス(HPV)

ボーエン様丘疹症の原因ウイルスはHPV


HPVはノンエベロープウイルスなため、アルコールは除菌効果がない。ノロウイルスと一緒で次亜塩素酸ナトリウム(カビキラーなど)での除菌が効果的。ただし皮膚につけると爛れるのでだめ。


またDNAウイルスであり、感染した皮膚細胞の構築に関わるDNAに自分の情報を混ぜている。だから治療として感染細胞を破壊することが効果的。

 失敗談(民間療法)

冷却スプレーはおすすめしない

カサブタにはなるがイボが取れることはなく、また酷くなった。

ドライアイスはやったことがないが、これもやめといたほうがいい。意味ない。


ヨクイニン

2割ほどで効いた報告があるが、プラセボ効果に等しい。どんな治療もプラセボ効果で三割程度の治療効果が考えられるからだ。


 考察

ベセルナクリームはウイルス増殖抑制の効果がある。なので切除後の創部の炎症が治まってから、再発予防にベセルナクリームを併用することが一番の近道ではないだろうか。