月のうさぎ | ちっちゃいもの倶楽部

月のうさぎ

昨日(9/18)は中秋の名月。

お月見日和で大きな月がきれいでした。

お月見といえばお団子ですが、月といえばウサギということで『月のうさぎ』をご紹介します。

 

 

実家母が湘南の叔母の所へ行くと小田原まで足を伸ばすこともある。

湘南から小田原へは近いので行きやすいようだ。


小田原へ行くと必ず買ってきてくれる大好きな物。

大好きなお菓子で、必ず買ってきてくれる和菓子・菜の花の栗まんじゅう 『月のうさぎ』。

大きな栗がまるごとひとつ入った栗まんじゅうで、麦こがしのなつかしい味。


月のうさぎ1




こんな大きい栗がまるごと入ってます

月のうさぎ2


『月のうさぎ』を買うとしおりが入っているのだが、そのしおりの内容が何とも悲しげで切なくなるお話なのです。

ここで そのまま引用させていただきます。


《月の兔》


(みたりの友)といって、お猿さんと兔さんと狐さんがとても仲良くけんかもせず、毎日野山で遊んでいるので、天の神様が飢えて困ったふりをして三匹の前に現れて試すのです。

お猿さんは木の実を、狐さんは魚を与えるのですが、兔さんは飛びまわるだけで何もとってくることができずにいます。

二匹は兔さんの心を疑い罵りました。

そこで兔さんは計り事をしてお猿さんに柴をとって来てもらって、狐さんにその柴を焼いてもらい、自らその炎の中に飛び込み、自分自身を与えるのです。

天から降りてきて旅人になりすましていた神様はそれをみて心が苦しくて天を仰ぎ、自分はなんということをしてしまったのだろう。

何でみたりの友の心を試そうとしたのだろうと、おいおいと泣き続け、兔の心はなんとやさしいと亡骸を抱えて月の宮に葬るため天に昇られましたというお話なのです。


ですから、今でも兔さんがお月さまの中で踊ったり、お餅をついたりしているように見えるのかもしれません。



私も何とも言えず、感じるものがあったので、このお話を書いたしおりは写真立てにしまってあります。

自分の事がいやになった時、いやな事があった時、このお話しを読み返しています。


うさぎさんは寂しいと死んでしまうと聞きますが、きっと心が優しいからなんだろうな~と思っています。