カトリーナと郵政民営化と
衆院選挙が近い。台風も近づいてきた。アメリカではカトリーナが大変だ。
北海道旅行の事をまだ全部書ききれていないが、タイムリーな話題にちょっと乗っかってみようと思う。
台風14号接近!のニュースに
『カトリーナが来るって!』
と反応しているうちの子供。
お風呂ではミッキーの蒸気船のスクリューを巧みに操って渦巻きを作り、
『これ、カトリーナ』
などと不謹慎な遊びに凝っている。(すみません、子供のやることなので許していただきたい。どうか早くの復興を望みます。)
そんな子供がもっと凝っているのが郵政民営化。
昨日も仕事から帰った夫に、
『〇〇くんはジンセイミンエイカ賛成?』
と質問攻めにあわせている。おいおい、人生を民営化してどうする!
子供はこういう勘違いが多い。
郵政民営化に賛成か反対かと聞かれればだいたいの人は賛成であろう。
郵便局はサービスが悪く、仕事も遅いと常日頃思っていた。
先日も株の配当金をもらうだけなのに、20分も待たされた。
都銀や地銀もサービス満点とは言いがたいが、規制緩和の進展とともにかなり変わってきたように思う。郵便局も民営化して国の信用に頼らず、より良いサービスで他の金融機関と競ってくれた方が(利用者には)いいに決まっている。
郵便局に勤める友人から聞いた情報によると、局員のほとんどは当然のように郵政民営化反対であり、労働組合からは民主党に投票するよう通知が来たとのことである。
(ちなみに友人は今月で郵便局を退職し転職する)
かなり優遇された既得権をもつ上層部の方々はともかく、一般の局員はけっこう民営化に賛成なのではと考えていたが、どうやらそうでもないようだ。
こういう既得権益を持つ団体を必死に守ろうとする政治家って、一体どんな信念を持っているんだろうかと思う。
台風14号も近づいているが、衆議院選挙の投票日も近づいている。
子供の戯言を聞きながら、かなり真面目に考えている。