忘れた帽子とアイスキャンディー | ちっちゃいもの倶楽部

忘れた帽子とアイスキャンディー

子供がお友達の家に遊びに行った。

学校から帰ってくると汗だくなので 全身着替えて遊びに行く。

お友達の家に行く時は いつもお菓子などを持たせるので 用意してピカチューのバックに入れた。

ピカチュウバッグ

子供はゲームを用意してピカチューのバックに入れている。


まだ日も高いので帽子を被させる。

今日はバッタ捕りもすると言っていた。

虫嫌いな子供がバッタ捕りとは珍しい。

アミを持って出かけていったが、カゴは持って行かないようなので


「カゴはいいの?」


と聞くと


「うちに持って帰るのイヤだから G君のカゴに入れるの」


と言っていた。

G君は虫好きなようで、カゴを持って来るらしい。

私もバッタがうちに来ないと聞いて安心した。


帰りの時間を確認、約束してG君の家へ出かけて行った。


夏場は5時に音楽が鳴るので、5時には帰って来る約束である。

5時近くになって 約束通り子供が帰って来た。


出かける時に持っていたアミは手に持っているが、頭に被っていた帽子がない。


「帽子はどうしたの?」


と聞くと


「あ!G君のうちに忘れて来たから とってくる」


と言って 再び出かけて行った。

帽子にはオーストラリアで買った お気に入りのカエルのピンバッジがついている。

カエルバッジ

忘れて来ると不安なのだろう。


G君のうちは近所なので すぐ帰って来ると思っていた。

しかし、なかなか帰って来ないので 家の前の通りに出てみると調子外れの鼻歌が聞こえてきた。

 

「よ~~くかんがえよ~~~~ おかねはだいじだよ~~~~♪」

 

間違いない。奴の声だ。

角を曲がって来たのは やっぱり うちの子供であった。


頭には忘れて来た帽子、手にはなぜかアイスキャンディーを持っている。

G君のうちから食べながら歩いて来たようだ。

G君のおかあさんからもらったの」

と悪びれずにアイスを食べている。

これでは 忘れ物をとりに行ったのか、アイスをもらいに行ったのかわからないではないか!


「ちゃんと ありがとう したよ」


子供は誇らしげに報告した。


私もG君のおかあさんにメールして ありがとう しておいた。