水と油
- メーカー: ハドソン
- タイトル: 桃太郎電鉄×-九州編もあるばい-
夫は次男である。
私は結婚するなら 絶対次男と決めていた。
私はラッキーだったのか、次男である夫と結婚したのである。
結婚は次男である夫の方が長男の義兄より早かった。
長男を差し置いて、夫と私はさっさと結婚した。
私達が結婚3年目を迎えた頃、義兄にお見合いの話があった。
自営業なので、年頃の女性と会う機会は滅多にない。
そんな義兄にお見合いの話が 温泉のごとく沸いたのだ。
最初聞いたのは、地元の銀行(地銀ってやつですね)に勤めている女性ということだった。
それを聞いた私は 義姉となる人とも話しが合うかもしれない。
仲良くなれるかも・・・仲良くしよう・・・
と思った。
私は結婚する前、銀行で外為をしていたので、同じ業界の人と聞いて親近感を持ったのである。
ところが、どこをどう間違ったのか、銀行員とは結びつかない 遠くの地方に住む田舎の女性だった。
(なんとか郡なんとか村みたいな住所である)
家には牛もいて、兼業農家という おうちの人だった。
標準語を話しているものの、方言が独特の為 私には何を喋っているのか通じなかった。
(その地方の言葉は戦争中 暗号に使われたと言うくらいなので、私に通じなくても無理はないのですが・・・)
しかし、初対面同士の2人は燃え上がり、即 結婚を決めた。
この2人が会ってから結婚するまでの間8ヶ月、2回しか会っていない。
こんな2人なのに、自分達は恋愛結婚と言って譲らない。
誰が見ても お見合い結婚なのに・・・
義姉は私より2つ年下である。
でも、義兄のお嫁さんなので、『お義姉さん』と呼んでいる。
このお義姉さん ちょっと『困ったちゃん』なのである。
こちらが いつくら友好的に挨拶しても、知ってか知らずか 下を向いて返事もしてくれない困った お義姉様なのである。
義姉から挨拶されたことは もちろんない。
結婚して上京して来たが、何年経っても垢抜けない田舎臭い人だとは思っているが、口には出していない。
まさか、超能力が使えて こっちの思っている事を感じたのか?!
いや、そんなはずはない。
義姉は うちの夫には非常に愛想がいいのだ。
顔もニコニコで 声も2オクターブくらい上がっていて、非常に訛ってはいるが、標準語を話すのだ。
この違いはなにっ!?
うちの夫が義兄より いい男だからか?!
いや、違う。
単に、私が嫌いなのだろう。
よく 周りの人に
「bowちゃんと お義姉さんって全然正反対のタイプだね」
と言われる。
水と油なのだ。
水と油が合うわけもなく、義兄と義姉が結婚して7年、お義姉様とは一度もまともに話した事がありません。
こんな関係って どう思います?