スローライフなSちゃん | ちっちゃいもの倶楽部

スローライフなSちゃん

 ランチ

ママ友Sちゃんとランチした。

Sちゃんは 子供が幼稚園の時に知り合った。

うちの子は年少から入園したけど、Sちゃんの子は年中から入園して同じ組になった。

 

Sちゃんは沖縄の人。

沖縄から こちらへ引っ越して来た。

パパは なんと アメリカ人。

 

この時(幼稚園年中)から、子供にハーフのお友達が加わった。

 

Sちゃんは南国特有のスローライフを地でいってる人。

あまり時間を気にしない。

約束の時間に遅れてくるのは普通なのだ。

最初は、「何で?」って思ったけど、沖縄ではあまり時間に細かくないと言う。

だから、こちらが多少遅れた時でも、気にしない、気楽な人なのだ。

 

Sちゃんの旦那様(ダーリン)はアメリカ人なので、アメリカのホームドラマのように夫も積極的に家事を手伝うと言う人を想像していた。

ところが、このダーリン、アメリカ人の皮を被った九州男児のような人なのだ。

 

Sちゃんが ひじきの煮物を作った時のエピソードには仰天した。

Sちゃんは我ながら良い出来の『ひじき』だと思った。2人のハーフの子供達も

 

「おいしい」

 

と言ったので、上機嫌でダーリンに『ひじき』をすすめたと言う。

このダーリンは

 

「こんなゴミみたいな物 食えるか」(もちろん 英語で)

 

と言って手をつけなかったそうだ。

Sちゃんは不覚にも涙が出てきたという。

アメリカ人のダーリンには 『ひじき』なんて黒い色の物は ゴミ にしか見えなかったのだろう。

でも、Sちゃんは泣いてしまった。

両親の異変を感じた2人のハーフの子供達は口々に

 

「お父さんが悪い。お母さんに謝れ」

 

と言ったと言う。

子供に責められ、九州男児アメリカ人も さすがに謝った。

Sちゃんもしばらく怒っていたが、もともとスローライフSちゃんなので、何事もなかったかのように、日々過ごしている。

 

ダーリンは日本に来て20年近く経つと言う。

しかし、日本語はしゃべらない。

日本語で話しかけても、答えは英語で帰って来るのだ。

 

ダーリンは英語、Sちゃんもダーリンとは英語で話す。

2人の 子供でお姉ちゃん(小6)はパパとは英語、日本語でママと。

下の子(うちの子と同じ年)はパパ、ママにも日本語。

 

Sちゃんの家に遊びに行くと勉強になります。

生きた英会話が学べます。