洗濯石鹸の比較記事です。
一般的には合成洗剤が多く使用されていますが、
多くの化学物質過敏症患者と家族にとっては
その選択肢はなく、洗濯石鹸です。
その洗濯石鹸の原料油脂ですが、
一般的には
植物性のほうが動物性のものよりも
低い温度で溶けます。
ただ、植物性でも溶けにくいものもあるようで
そう簡単ではありません。
両者が混合されているものも多いです。
結論からいうと
より溶けやすいものとして
1.そよ風
2.洗濯用粉せっけん(ボーソー油脂)
3.ローブなどがあります。
ローブはうち(奈良県香芝市)で使っているものですが、
水道水でも若干の溶け残りはあります。
より溶けにくいものとして
4.スノール
5.ナチュロンなどがあります。
ただこの二つは、純石鹸分が高く、
ウール・毛・絹などにも使えるようですので、
使い分けるのがベストかと思います。
<重要>
実際に買ってから気付きやすいんですが、
洗濯石鹸にはそれぞれに特徴的な匂いがあります。
それ以外にも、パッケージからの揮発成分や
原料由来成分などで合わないことはじゅうぶん考えられます。
以下は
以前、洗濯石鹸について調べた記事 からの抜粋ですが、
1.そよ風と.2.洗濯用粉せっけんについては今回新たに追加したものです。
注)購入時の単価についてはあくまで一例で
送料・手数料などは入っていません。
また、全て粉石鹸についてです。
1.そよ風
メーカー:ミヨシ石鹸
成分:純石けん分(脂肪酸ナトリウム)60% 炭酸塩 金属イオン封鎖剤
購入時の(参考)価格:2.16kgで837円
水30Lあたりの使用量と単価:36g=約14円
購入店・取扱店:Amazon など
メーカーHPのなかに“特徴:粉、無着色、微香性”とあります。
原料油脂は植物性で、かなり溶けやすいようですが
気になるのは“天然アミノ酸系分散剤”と“金属イオン封鎖剤”
肌などに刺激になる人もおられるかもしれません。
メーカー:ボーソー油脂
成分:純石けん分(脂肪酸ナトリウム)61% 炭酸塩
購入時の(参考)価格:1.6kgで682円
水30Lあたりの使用量と単価:40g=約17円
購入店・取扱店:Amazon など
コメ脂肪酸が主原料のため、取扱性はよく
硬水では補助剤の“泡立ちプラス”を併用される方がよいと思います。
これは同じボーソー油脂 から出ています。
3.ローブ
メーカー:暁石鹸株式会社
成分:純石けん分(脂肪酸ナトリウム)65% 炭酸塩
購入時の(参考)価格:3kgで1200円
水30Lあたりの使用量と単価:40g=16円
購入店・取扱店:ラッキー王寺店
特徴としては、
食器や調理器具をつけおき洗いできることです。うちでは食器用は別にあるので洗濯専用です。
4.スノール
メーカー:シャボン玉石けん株式会社成分:純石けん分(99%、脂肪酸ナトリウム)
購入時の(参考)価格:1kgで777円
水30Lあたりの使用量と単価:35g=約27円
購入店・取扱店:東急ハンズ心斎橋店
メーカー:太陽油脂株式会社
成分:純石けん分(100%脂肪酸ナトリウム)
購入時の(参考)価格:1.2kg=750円
水30Lあたりの使用量と単価:28g=17.5円
購入店・取扱店:Amazon など
できるだけ多くの方に見ていただきたいので
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