洗濯石鹸と柔軟剤-2 一化学物質過敏症患者の視点から | 宮田哲治_化学物質過敏症のてつびんのブログ Smokefreeを日本の常識に

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前記事では、
1.体のためには合成洗剤より洗濯石鹸がよい
2.洗濯石鹸にも原料油脂に違いがある
この2点がその趣旨でした。

価格の比較についても言及しています。

この記事では
まず、価格を比較
次に原料油脂の順にします。

<価格比較>
大体の傾向を比べたいだけなので大ざっぱに書きます。
※どちらも市中の販売価格を全て調べたわけではありません。
A.合成洗剤 297円~498円/1kg
B.洗濯石鹸 316円~780円/1kg

A.のは通販サイトでの価格
B.は以前の洗濯石鹸についての記事 をそれぞれもとにしています。

一見するとB.の価格の幅が大きいですが、
純石鹸分の多いもの(98パーセント以上)が
625円~780円/1kgであったためです。

詳細は省きますが、30Lあたりの使用量をもとにした
単価の比較でも、合成洗剤がかなり安いです。

じゃあ、洗濯石鹸を使う経済的メリットはというと
単独では残念ながらありません。
ただ、洗濯石鹸に比べて刺激が強いとされる
界面活性剤(多くはLAS)や
多くの助剤(ビルダーとも)、
たとえば発ガン性の疑いもあるとされる
蛍光増白剤などが含まれています。
香料の人体への影響も
いまだ、一般的な認識は低いようですが、
そのうち無視できなくなるでしょう。

なので、合成洗剤を使用するかどうかは
人体への影響、リスクを
様々な意味でのコストとして評価するかどうか、
だと思います。

次の記事は、洗濯石鹸を選んでくれる方のための
洗濯石鹸比較記事です。

<最後に>
広く市販され、一般にも手にも入れやすいものが
人体に悪いものであるはずがないというのは
よくできた刷り込みです。

現実には、使用法や量を誤れば
重大事故や死にいたる危険なものが多く、
“正しく”使用された場合でも、人体に強い影響が出ることもあります。
ましてや将来における影響など“分からない”のです。