台覧坊一等のブログ -9ページ目

なんか古い地図が出てきた

今日も1日ゼロ災で行こう ヨシ!

買い足した部材の組み立てや照明の移設をやるついでに、元々ダンジョンにあった物の整理もやっているんですが、中から面白いものが出てきました。





地図です。
上から下に向かって古くなっています。





まずは「滋賀県観光地図」です。





発行は平成12年3月と書かれていますので、今から23年前、ちょうど21世紀が始まる頃、ということになります。





まだ新名神が「第2名神高速道路(計画)」となっていて、陰も形もありません。





とはいえ、京滋バイパスは小椋止まりですし、京都市営地下鉄烏丸線も竹田乗り入れを果たしていません。





琵琶湖汽船の観光船は、ミシガンが就航しています。
この頃だと、国内初の爆破解体で有名になった木の岡のお化けビルは、瓦礫が残ったまま立ち入り禁止区域になっていた頃で、まだビオトープになっていなかったと思います。





北航路には、ビアンカも就航していたようです。
バブル崩壊から始まる景気後退、「不良債権」「貸し渋り」「貸し剥がし」「超就職氷河期」などの暗い言葉が世間を席巻していた時代です。
まぁ、ここらあたりなら、どこのご家庭でも探せば出てくる可能性はあることでしょう。





次に岡山県の分県地図。
父が母と離婚後、一時期岡山出身の女性と同棲していたことがありますので、おそらくはそちらからの物と思います。





発行年月日を記す記述が見付からなかったのですが、県内の産業を紹介する文章の、水島工業団地のところに「昭和40年には」という一文がありますので、おそらくはそれより古い時代のものと思います。
57年前という言い方をするとピンと来ませんが、およそ半世紀を過ぎているといえば、ちょっと古文書っぽく聞こえませんか?(笑)





そんなわけで当然ですが、まだ岡山まで新幹線は来ていません。





四国との連絡は宇高連絡船です。
先ほどの水島工業団地の記述といい、先の「滋賀県観光地図」発行の頃と違い、高度経済成長期の、まだまだ元気だった時代の日本の地図です。

もう一つの地図の話は、また明日。



~ 続く ~