前回の続きです。
助産院に行ったら、そのお母さんは 足湯をされていました。
私の自己紹介を軽くして、お悩みはないですか~とか聞いて。
そして、赤ちゃんの言葉をそのまま伝えた。
そしたら、お母さん 言った側から ぼろっぼろ泣いて。泣いて泣いて泣いて。
うわ~~~、泣かせてしもた~~~。言わない方が良かった~~~。
と、正直 思いました。
お母さんは、「そうかなぁ。そうなんかなぁ。」
とか言われてたかな。
私は、こうやって赤ちゃんと会話が出来るようになって、お母さんの体と心は 赤ちゃんと一体なんだと分かった。
赤ちゃんに話しかけるって?って思ってたけど、話しかけるのはもちろん聞こえてる。けど、話しかけなくても通じ合っている。
感じることも、感覚も全て一緒。正に一体。
生まれてから育てるのではなく、お腹の中から子育ては始まっている。
だから、妊娠中は特に 自分を大事にしないといけない。
自分の心も体も。
それは、赤ちゃんを大事にすることと一緒だから。
だから、この子は 『お母さんは自分がない』と言った。
自分がない=赤ちゃんの事を考えてくれていない
になる。赤ちゃんは、自分がほっとかれて、寂しかったんだろうなと感じた。
だから拗ねてた。
そして私は、どんなにあなたが(お母さんが)大事なのかを伝えた。
お兄ちゃんはもちろん大事。
だけど、あなたが一番大事。あなたの心が、気持ちが一番大事。
どうして ここで(助産院)生みたいと思ったのか、思い出して下さい。と伝えた。
そして、軽くテルミー(温熱療法)をさせて頂きました。
それから、(私の)長男のお迎えの時間過ぎてたので、急いでお迎えに行きました。
そしたら、運転中に、
赤ちゃん『おばちゃん、ありがとう!ぼく、ちゃんと戻って、ちゃんと生まれるからね!
おばちゃんは、もう、何も考えなくていいからね。』
と言ってくれました。
「絶対、戻れよ!!!!!」
と、もはや巻き舌で、赤ちゃんに喝を入れました。
そんなこんなで、次の日、その赤ちゃんは お風呂に入っている時に戻ってくれたそうです。
お母さんは、自分と、赤ちゃんと向き合ってくれたようです。
赤ちゃんのために本を買ったり、つわりの時に蕎麦が好きだったことを思い出して、この子は蕎麦が好きだ!と思って蕎麦を食べたり。
そして、無事に 超安産で、助産院で出産されました♡
産後、2回ほど、会いに行かせてもらいました。
めちゃめちゃ可愛い男の子♡
目力に、意思の強さを感じました。
正に、お母さんと、赤ちゃんの力ですね。
ステキな経験をさせて頂きました。
ありがとうございました♡