初七日の会場へは、一番に行くようにしています。💨
火葬場を出発した連絡がお寺に入り、すぐさま会場に向かいご遺族様たちを待ち構えます。
待たせるのはよろしくはないですもんね。
会場に着くと、壁一面にヒビが。
地震の時裏のボードがずれて、まだそのままにしているのでしょう。
(自坊もそのままの箇所もちょこちょこ…
補修してもすぐ地震が来るのではないか…と言う気持ちが湧いて、補修まで気持ちがいかないんですよね…
お彼岸のお参りに行くと
[前のお寺さんからは、仏教は愛ですよ。そこに落ちている石ころも。部屋の中にあるホコリも愛せることができれば仏ですよ]
と言われ、意味がわからなかったそうです。
正直なところ昔私も同じようなことを聞きましたが、あまり意味が分からなかったです。
[愛です]と言われてもピンと来ることができず、その方も同じような雰囲気でした。
私なりの説明は
[仏は、ずーっと自分以外の方に親切にし続けられる人だと思います。
私はたまに仏になったり、人になったりします。
車で道を譲る時は仏になったり、ゴミ拾った時だけ仏になったり。
それを続けられた方が、仏様なんでしょう]
というと納得されたようでした。
みんなに同じ言い方では伝わらないですね。
待機説法が1番の近道でしょう(^^)
私は部分部分でしか仏は出てきません!副住職🙏