お檀家さんが亡くなった連絡が入り、すぐに枕経に伺った時のことです。
お通夜葬儀の日程と、初めての方だと墓地の有無、場所などを聞きます。
そして最後に大事なお戒名のお話をします。
まず金額の説明。
葬儀代含めて、できる範囲以内をお願いしますとお伝えさせて頂いております。
テレビや雑誌、ネットで戒名の院号に100万円払った云々を聞いたり見たりしますが、実際にそんな寺を見たことないのが不思議…

都会だけの話なのか、あくまで噂話なのか…

噂話で一つだけ
コーヒーが好きな方の院号で
珈琲院
(カフェイン)
とつけたお坊さんがいるとか居ないとか…

続き
「いい戒名をお願いします」
と言われました。
昔は差別戒名もあったみたいですが、今はそんなことありません。
私が戒名を考える時に大事にしていることが、亡くなられた方の生前の名前の一字を入れたり、生前の趣味、仕事、お人柄などをお伺いして、文字を見ただけでその方がイメージできるように、じっくり考えさせて頂いております。
(結構時間かかります😅
本来であれば、生前にお戒名をお渡ししておくのが正式ではありますが
「生きてる時にもらってもなぁ…」
という方が多いのが現実です。
理想は、生前お会いして、声と話し方だけでも事前に知れたら一番嬉しいなと思ってます。
みなさん、まずはお寺に行ってみましょう。

最近写真を撮り忘れがち!副住職🙏