【部屋の様子】
年老いた老人が1人と牢屋のような格子と大きな手枷がある。そこに何もいない。
よくみると奥にも檻がある。中にはペリュトンが何体かいる。
【格子の様子】
わりと綺麗なことからつい最近まで何かがそこにいたのだろう。
【檻の様子】
ペリュトンがいるが大人しくしている。島と似たような状態なのだろうか。
【老人】
「何だね、君達は。…あぁ、彼からキーを借りて此処に来たのか。」
天使はどこに?
「居ない。正確には今さっき消滅した、だな。何とか生き長らえさせてきたが限界だったようだ。」
「天使は地上で長くは生きられん。…まぁ人間と比べれば十分な長さだが本来天使とは長寿なんだ。コアを破壊されない限りは生き続ける。」
「島の子達を造る時そう彼女が教えてくれたのだ。ああ…すまない彼女とは天使の事だ。」
天使は貴方に協力的だったと?
「どう…だろうか。最初は多少そうだったが争いの相手が彼女の同胞になった頃には反対を押し切って私はひたすらに研究を続け、ガーディアンを量産した。」
「息子はこのシステムを終わらせようと思っているみたいだ。そろそろ潮時なのだろう……」
「記憶を取り戻したいガーディアンは記憶装置室で戻してもらうといい。その後全員にペリュトン化防止剤を配布しよう。」
「その錠剤は月に一度必ず1錠飲みなさい。12ヶ月間飲むことで君達はペリュトンにならない。」