学校帰りにいつもの駅から家までの道の途中にある空き地…



草が生え放題で,


ところどころ黄色い花をつけた植物もあるけど,


草丈は100cm以上はあるような…そういう草が生えまくってる,空き地…







そういう空き地を毎日毎日見ながら帰路についてた。






その空き地が今日見たら……!!




草は刈り取られてて,


ショベルカー?が土を掘り返してて。






今日だって帰りにそこを横目に,


緑じゃない,


黄土色やら茶色やら黄色のまじった色の,


風に揺れてるはっぱ


…にまぎれた鮮やかな花…………


その花自体は小さな花だけど周りの草の地味な色と,


自身の鮮やかな色で強調されているその花の姿,




これを見るはずだったのに…










その,今までの当たり前だった日常はなくて。




代わりにそのあたりには植物の…







いかにも

[刈り取られたばかり]

の草のにおいが立ち込めてた。













草は刈り取られて,なくなってたのににおいだけは存在感を押しつけてきて。







もうその場には草花の姿はないし,


今まで見てきた草はもう処分されちゃっただろうに,







こうやってにおいを改めて感じるときに,


『美しいなー』


なんて,


普段は絶対使わない言葉を,最適な形容詞として採用してまでして,


気持ちが,心がそう思ったそんな自分にびっくりした日でした。





うん。今日はこんなものにしようかな。



なんかセンチな気分(・∀・)笑